特許
J-GLOBAL ID:200903020072937011

組織中音速測定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-124487
公開番号(公開出願番号):特開平6-327674
出願日: 1993年05月26日
公開日(公表日): 1994年11月29日
要約:
【要約】【目的】 超音波を用いて組織中の音速を測定するに当たって、外界要因を排除して整合材中の音速を精度良く測定する。【構成】 水槽20内には、被検体24の軟組織28と音響的に等価な水22が入れられている。準備測定工程では、被検体24が水槽20内に入れられず水22に対して超音波の送受波を行って水中の実音速を測定する。一方、水の温度から温度関数50に基づき推定音速が求められる。関数補正回路46は、実音速と推定音速の差から音速関数を補正する。そして、補正された音速関数を用いて骨26中の音速の測定が行われる。
請求項(抜粋):
整合材が入れられた測定槽と、前記測定槽内に一定間隔をおいて配置された一対の超音波振動子と、前記超音波振動子間の超音波の伝搬時間を計測する時間計測部と、前記整合材の温度を検出する温度検出器と、前記整合材の温度と音速との関係を示す音速関数に従って、整合材中の音速を演算する第1演算部と、前記整合材中の音速及び前記伝搬時間に従って、組織中の音速を演算する第2演算部と、を含む組織中音速測定装置において、前記整合材のみに対して超音波を透過させる第1の送受波工程と、前記第1の送受波工程における超音波の伝搬時間から整合材中の実音速を演算する実音速測定工程と、前記実音速に基づいて前記音速関数を補正する補正工程と、前記整合材中の組織に対して超音波を透過させる第2の送受波工程と、前記第2の送受波工程における超音波の伝搬時間と、前記補正された音速関数を用いて求められる整合材中の音速と、に基づいて、組織中の音速を演算する組織中音速演算工程と、を含むこと特徴とする組織中音速測定方法。
IPC (2件):
A61B 8/08 ,  G01H 5/00

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