特許
J-GLOBAL ID:200903020086628100

冗長システムのファイル更新方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 工藤 宣幸
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-088608
公開番号(公開出願番号):特開2007-264979
出願日: 2006年03月28日
公開日(公表日): 2007年10月11日
要約:
【課題】 サービスを提供している実行プログラムなどのファイル更新を短時間に行う。ファイル更新時においてロールバックが必要になると迅速にロールバックさせる。【解決手段】 ACT系が旧ファイルにてサービスを提供している間に、SBY系において、旧ファイルと新ファイルを並行して実行する。さらに、ACT系の同期対象メモリエリアでのデータ遷移を契機にイベントドリブンで行われる旧メモリエリア間のデータ同期に並行して、新メモリエリアへの型変換処理も系切替え前に行う。これにより、系切替え後の再開処理において、型変換処理が不要になり、新ファイルでのサービス開始を迅速に行うことができる。さらに、新ファイルが、旧メモリエリアと新メモリエリアを区別して割り付け、新メモリエリアへの型変換処理が行われても旧メモリエリアを保存させる。これにより、再開失敗時に自系にてメモリを救済して旧ファイルへのロールバックが可能となる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
ACT系サーバ及びSBY系サーバがそれぞれ、サービスの処理が記述されたファイルと、冗長構成の状態管理及び障害監視を行う系構成管理部と、上記ファイルの起動制御や監視などの管理を行う再開制御部と、系切替え時のデータの一致を確保するように同値データでなる同期情報を格納する共有メモリ上の同期対象メモリエリアとを有する冗長システムにおいて、 上記SBY系サーバにおけるファイル更新時に、上記SBY系サーバは、更新前のファイルに対応した旧の上記同期対象メモリエリアに加え、更新後のファイルに対応した新たな同期対象メモリエリアを別途確保し、 上記SBY系サーバの上記系構成管理部は、上記ACT系サーバから更新前のファイル用の同期情報が到来したときに、その同期情報を旧の上記同期対象メモリエリアに格納すると共に、生成された更新後のファイルに与え、 この生成された更新後のファイルは、更新前のファイル用の同期情報が与えられると直ちに、上記新たな同期対象メモリエリアに適応させる型変換を行う ことを特徴とする冗長システムのファイル更新方法。
IPC (2件):
G06F 12/00 ,  G06F 11/00
FI (3件):
G06F12/00 533J ,  G06F9/06 630D ,  G06F12/00 531D
Fターム (4件):
5B082DC05 ,  5B082DE04 ,  5B176EA12 ,  5B176EA17
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (3件)

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