特許
J-GLOBAL ID:200903020093151786

音像定位装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小森 久夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-170806
公開番号(公開出願番号):特開平10-023600
出願日: 1996年07月01日
公開日(公表日): 1998年01月23日
要約:
【要約】【課題】 簡単な演算処理でヘッドホンの回転に拘らず定点に音像を定位できる音像定位装置を提供することを目的とする。【解決手段】 前方斜め左下(Ch1)、前方斜め右下(Ch2)、後方斜め右下(Ch3)、後方斜め左下(Ch4)、前方斜め左上(Ch5)、前方斜め右上(Ch6)、後方斜め右上(Ch7)、後方斜め左上(Ch8)からの頭部伝達特性をCh1〜Ch8のFIRフィルタに与えておき、ヘッドホン3の頂部に設けた方位センサ4とジョイスティック6で設定された仮想音像位置とからヘッドホン3から見た仮想音像位置の方向を割り出し、上記Ch1〜Ch8のFIRフィルタにこの方向に対応するゲインを設定して音像を定位する。同時にFIRフィルタの前段に設けられているディレイライン11の出力タップを適当に設定することにより、距離感を出す。
請求項(抜粋):
左右別系統のスピーカを有するヘッドホンと、該ヘッドホンの向きを検出する方位検出手段と、楽音の仮想発音位置を設定する発音位置設定手段と、複数の方向から両耳への楽音伝達特性で楽音信号を畳み込み演算する複数のフィルタ手段と、前記発音位置設定手段の設定内容および前記方位検出手段の検出内容に基づいてヘッドホンに対する前記仮想発音位置の少なくとも方向を含む相対位置データを割り出し、この割り出された相対位置データに基づいて前記複数のフィルタ手段のゲインを各々設定する特性設定手段と、前記複数のフィルタ手段から出力された信号を合成して前記ヘッドホンのスピーカに供給する合成出力手段と、を備えたことを特徴とする音像定位装置。
IPC (5件):
H04S 1/00 ,  H03H 17/00 601 ,  H03H 21/00 ,  H04R 5/033 ,  H04S 7/00
FI (6件):
H04S 1/00 L ,  H04S 1/00 B ,  H03H 17/00 601 L ,  H03H 21/00 ,  H04R 5/033 Z ,  H04S 7/00 F
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 音像定位装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-264641   出願人:ヤマハ株式会社
  • ヘッドホン再生システム
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-353224   出願人:日本ビクター株式会社

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