特許
J-GLOBAL ID:200903020095948827
車両外部監視装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
本庄 富雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-295824
公開番号(公開出願番号):特開平10-119672
出願日: 1996年10月16日
公開日(公表日): 1998年05月12日
要約:
【要約】【課題】 外部監視用カメラ2で車両1内のモニター9に後方を映し、障害物5を検知する従来の車両外部監視装置では、障害物を遠方より検知しようと外部監視用カメラの撮影角度をセットすると、視野4の中に車両後端が映らないので、障害物までの距離を正確に知ることが出来なかった。【解決手段】 外部監視用カメラの視野に入る領域内であって、車両後端から障害物検知距離L0 だけ離れた位置に判定基準ライン10を設定しておき、その判定基準ラインの両側にある画素のコントラスト比の平均値を計算する。車両1が後退して判定基準ライン10が障害物5に到達すれば、コントラスト比を計算する際の一方の画素は地面の画素であり、他方の画素は障害物の画素となるので、コントラスト比の平均値は略1以外の値となる。その時の障害物までの距離は障害物検知距離L0 と知ることが出来る。その後の移動距離を計測することにより、障害物までの残り距離も正確に知ることが出来る。
請求項(抜粋):
車両の後方の外部を撮影する外部監視用カメラと、該外部監視用カメラで撮影した画像を表示するモニターとを具える車両外部監視装置において、該モニターに表示される領域内にあり且つ車両後端から所定の障害物検知距離だけ離れた位置に設定した判定基準ラインを挟むサンプリング領域に関し、該判定基準ラインの両側にある画素のコントラスト比の平均値を算出すると共に、該平均値が略1以外の値であるか否かを判定するコントラスト比演算・認識手段と、車速センサからの信号に基づいて前記コントラスト比の平均値が略1以外の値になってからの車両の移動距離を算出する移動距離算出手段と、前記障害物検知距離から前記移動距離を差し引いた残り距離を算出する残り距離算出手段と、算出した残り距離が所定の接近警報距離以下となったことを判定する警報判定手段と、該警報判定手段からの出力により警報を発する警報手段とを具えたことを特徴とする車両外部監視装置。
IPC (6件):
B60R 21/00 620
, B60R 1/00
, G06T 1/00
, G06T 7/60
, G08G 1/16
, H04N 7/18
FI (7件):
B60R 21/00 620 C
, B60R 1/00
, G08G 1/16 D
, G08G 1/16 C
, H04N 7/18 J
, G06F 15/62 380
, G06F 15/70 350 J
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