特許
J-GLOBAL ID:200903020098400342

BODバイオセンサ測定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 篠部 正治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-244058
公開番号(公開出願番号):特開2000-074870
出願日: 1998年08月28日
公開日(公表日): 2000年03月14日
要約:
【要約】【課題】微生物センサを用いたBODバイオセンサ測定装置では、微生物を固定した膜を新しいものに交換する際に、冷蔵保存した微生物膜を装着して直ちに運転を開始すると、初期のセンサ出力が徐々に増加し安定になるまでに数時間から数日を必要とするという問題があり、解決が望まれていた。【解決手段】冷蔵保存した微生物膜を微生物センサに装着する前に、15°C以上から装置の運転温度以下の温度範囲で24時間放置すること、および緩衝用の溶液中に微生物の増殖を抑制する阻害剤としてアジ化ナトリウムを添加することによって、センサ出力を12時間以内の早期に安定化することがでた。
請求項(抜粋):
校正用、洗浄用、測定用、緩衝用の溶液とこれらの溶液を貯蔵する容器、および電磁弁、送液ポンプ、エアポンプなどで構成される試料溶液混合系と、2枚の多孔質膜の間に微生物を固定化した微生物膜、溶存酸素電極、フローセルから成る微生物センサ、および熱交換器、恒温槽より成る測定系と、制御部、表示部、記録計で成る制御出力系とで構成され、水中のBODを測定するBODバイオセンサ測定装置において、冷蔵保存した微生物膜を微生物センサに装着する前に、予め15°C以上から装置の運転温度以下の温度範囲で24時間以上放置すること、および、緩衝用の溶液中に微生物の増殖を抑制する阻害剤を添加すること、により、BODバイオセンサ出力を早期安定化したことを特徴とするBODバイオセンサ測定装置。
IPC (2件):
G01N 27/327 ,  G01N 27/416
FI (2件):
G01N 27/30 355 ,  G01N 27/46 N

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