特許
J-GLOBAL ID:200903020109703857

脊椎動物における遺伝子移入のためのトランスポゾンベクターであるFrogPrince

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 特許業務法人原謙三国際特許事務所 ,  原 謙三 ,  木島 隆一 ,  金子 一郎
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-507510
公開番号(公開出願番号):特表2005-527216
出願日: 2003年05月30日
公開日(公表日): 2005年09月15日
要約:
本発明は、トランスポゾンに基づくDNA組み込みシステムに関するものであって、このトランスポゾンに基づくDNA組み込みシステムは、(a)機能的トランスポザーゼをコードするポリヌクレオチドを欠損しかつ目的のポリヌクレオチドを含むトランスポゾンであって、このトランスポゾンは逆方向反復配列を含み、この逆方向反復配列は、配列番号2内の反復配列およびその逆方向反復配列の各々と少なくとも90%の程度の同一性を有する、トランスポゾン、(b)配列番号3および4の配列を含むDNA結合ドメインをN末端に有するトランスポザーゼ、あるいは(c)(b)に記載のトランスポザーゼをコードするポリヌクレオチド、含む。さらに、本発明は、目的のポリヌクレオチドを脊椎動物の細胞中に移入する方法に関するものであって、この移入する方法は本発明に係るトランスポゾンに基づくDNA組み込みシステムを細胞内に導入する工程を包含する。さらに、本発明はRNAiをもたらす方法に関するものであって、このRNAiをもたらす方法は、(a)安定的にトランスポゾンを導入する工程であって、このトランスポゾンはsiRNAを発現する発現カセット、および本発明に係るトランスポゾンに基づくDNA組み込みシステムの一部である選択マーカー遺伝子を細胞内に安定的に導入する工程、(b)上記選択マーカーを発現する細胞を選択する工程、および(c)所望の遺伝子の転写/翻訳がRNAiによってもたらされえているか否かを評価する工程、を包含する。本発明のさらなる実施形態によると、ジーントラッピングのための方法であって、このジーントラッピングの方法は、(a)本発明に係るトランスポゾンに基づくDNA組み込みシステムを細胞内に導入する工程、および(b)選択マーカーの発現を評価する工程であって、この選択マーカーの発現が、この細胞の転写された遺伝子内に該トランスポゾンが組み込まれたことを示す、工程、を包含する。
請求項(抜粋):
トランスポゾンに基づくDNA組み込みシステムであって: (a)機能的トランスポザーゼをコードするポリヌクレオチドを欠損しかつ目的のポリヌクレオチドを含むトランスポゾンであって、該トランスポゾンは逆方向反復配列を含み、該逆方向反復配列は、配列番号2内の反復配列およびその逆方向反復配列の各々と少なくとも90%の程度の同一性を有する、トランスポゾン; (b)配列番号3および4の配列を含むDNA結合ドメイン、または配列番号3および/または4と少なくとも90%の程度の同一性を有するDNA結合ドメインをN末端に有するトランスポザーゼ;あるいは (c)(b)に記載のトランスポザーゼをコードするポリヌクレオチド を含む、DNA組み込みシステム。
IPC (4件):
C12N15/09 ,  A01K67/027 ,  A61K48/00 ,  C12N5/10
FI (4件):
C12N15/00 A ,  A01K67/027 ,  A61K48/00 ,  C12N5/00 A
Fターム (27件):
4B024AA01 ,  4B024AA11 ,  4B024AA20 ,  4B024CA01 ,  4B024CA11 ,  4B024DA02 ,  4B024EA02 ,  4B024EA04 ,  4B024FA01 ,  4B024FA20 ,  4B024GA11 ,  4B024HA08 ,  4B024HA11 ,  4B024HA17 ,  4B065AA90X ,  4B065AA90Y ,  4B065AB01 ,  4B065BA01 ,  4B065BA02 ,  4B065BA30 ,  4B065CA24 ,  4B065CA44 ,  4B065CA46 ,  4B065CA60 ,  4C084AA13 ,  4C084MA05 ,  4C084NA13
引用文献:
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