特許
J-GLOBAL ID:200903020116647610

バイメタル細片示差熱トリガ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤村 元彦 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-263973
公開番号(公開出願番号):特開平5-198239
出願日: 1991年10月11日
公開日(公表日): 1993年08月06日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 製作に際し、調整が容易であるように構成されたバイメタル細片示差熱トリガ装置を提供すること。【構成】 このバイメタル細片示差熱トリガ装置は、一列に並べた複数のバイメタル細片(2a,2b,2c)と、バイメタル細片による作用を受ける2個の絶縁材スライド細片部材(3,4)とを含む。各細片部材(3,4)には、バイメタル細片と結合した複数の金属電機子(6,7,8)であって、互いに独立し、それぞれが、各細片部材の厚みの中に埋設された第一ブランチ(6a,7a,8a)と、第一ブランチを延長させ、細片部材から関連のバイメタル細片に対して垂直に突出する第二ブランチ(6b,7b,8b)とからなる電機子を設けている。2個の細片部材(3,4)の電機子(6,7,8)の第二ブランチ(6b,7b,8b)の各端は、バイメタル細片(2a,2b,2c)を互いに反対側から押圧している。これは、例えばモーターの回路遮断器に適用される。
請求項(抜粋):
一列に並べた複数のバイメタル細片(2a,2b,2c)と、バイメタル細片による作用を受ける、互いに対向して配置され、トリガレバー(11)によって互いに連結された2個の絶縁材スライド細片部材(3,4)とを含む、例えばモーター保護回路遮断器などのスイッチに用いられる示差熱トリガ装置であって、2個の細片部材(3,4)がそれぞれ、バイメタル細片(2a,2b,2c)と結合した2列の平坦な金属電機子(6,7,8)によって補強され、該2列の電機子がそれぞれ、バイメタル細片と同じ数の、各細片部材(3,4)中に平坦に埋設され、その全長に沿って延び、互いには電気的に絶縁されている平坦な第一ブランチ(6a,7a,8a)と、各第一ブランチ(6a,7a,8a)を延長させ、各細片部材(3,4)から関連のバイメタル細片に対して垂直に突出する平坦な第二ブランチ(6b,7b,8b)であって、2列の電機子(6,7,8)にとって共通であり、バイメタル細片を調節した後、関連のバイメタル細片(2a,2b,2c)が左右両側から接触することになる各切断部分(29)を提供するブランチとからなることを特徴とする装置。
IPC (3件):
H01H 71/16 ,  H01H 37/52 ,  H01H 83/14

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