特許
J-GLOBAL ID:200903020122086670

バイアス回路

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-277974
公開番号(公開出願番号):特開平6-104657
出願日: 1992年09月21日
公開日(公表日): 1994年04月15日
要約:
【要約】【目的】 トランジスタの最高接合温度にかかわらず、高精度な温度補償を行うバイアス回路を提供する。【構成】 第1、第2の出力トランジスタQ1 、Q2 のベースに、夫々第2のトランジスタQ3'のベースと第5のトランジスタQ5 のコレクタ、第4のトランジスタQ4'のベースと第3のトランジスタQ4 のコレクタを接続する。第1のトランジスタQ3 、第3のトランジスタQ3 、第5のトランジスタQ5 を直列に接続する。第1、第2の出力トランジスタQ1 、Q2 のエミッタ抵抗ra 、rb の接続点と第2、第4のトランジスタQ3'、Q4'のエミッタ抵抗ra 、rb の接続点とを接続する。第1、第2のトランジスタQ3 、Q3'、第3、第4のトランジスタQ4 、Q4'は、夫々熱的に密に結合され、第5のトランジスタQ5 は第1、第2の出力トランジスタQ1 、Q2 と同一ヒートシンクに取付けられている。
請求項(抜粋):
第1の出力トランジスタ(Q1 )と第2の出力トランジスタ(Q2 )のエミッタ同志がそれぞれ第1、第2のエミッタ抵抗(ra 、rb )を介して接続され、この第1、第2の出力トランジスタ(Q1 、Q2 )のベースに駆動信号が印加されて上記第1、第2のエミッタ抵抗(ra 、rb )の接続点から出力が取り出されるプッシュプル増幅器において、同一特性を有する1対の第1、第2のトランジスタ(Q3 、Q3')からなる第1のツイントランジスタ(1)と、同一特性を有する1対の第3、第4のトランジスタ(Q4 、Q4')からなる第2のツイントランジスタ(2)とが、第1、第2の出力トランジスタ(Q1 、Q2 )が配置されているヒートシンクと熱結合させないように配置されており、第1のツイントランジスタ(1)における第2のトランジスタ(Q3')と第2のツイントランジスタ(2)における第4のトランジスタ(Q4')のエミッタ同志がそれぞれ第3、第4のエミッタ抵抗(Ra 、Rb )を介して接続され、この接続点が上記第1、第2のエミッタ抵抗(ra 、rb )の接続点と接続され、第5のトランジスタ(Q5 )が、第1、第2の出力トランジスタ(Q1 、Q2 )が配置されているヒートシンク上に配置されて、第1の出力トランジスタ(Q1 )に接続されており、第1、第2の出力トランジスタ(Q1 、Q2 )の熱的変化に比例した熱的変化を第1、第2のツイントランジスタ(1、2)により検出して得られたバイアス電圧と、ヒートシンクの熱的変化を第5のトランジスタ(Q5 )により検出して得られたバイアス電圧とによって、第1、第2の出力トランジスタ(Q1 、Q2)のバイアス温度補償を行うことを特徴とするバイアス回路。
IPC (3件):
H03F 1/30 ,  H03F 1/52 ,  H03F 3/30
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭63-279605

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