特許
J-GLOBAL ID:200903020122738783

オイルストレーナ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 哲也 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-130447
公開番号(公開出願番号):特開平11-319436
出願日: 1998年05月13日
公開日(公表日): 1999年11月24日
要約:
【要約】【課題】低温時に油粘度が増大したり、濾過部材の一部に目詰まりが発生しても濾過性能を維持しつつ必要油量を十分に確保するオイルストレーナを提供する。【解決手段】ケース本体内の油流入口18及び油流出口22の間に配設したシート状の濾過部材16を、油流入口から前記油流出口に向かう流線領域に面積を大きくして配設した目の細かい第1濾過部材24と、流線領域の外側に面積を小さくして配設した目の粗い第2濾過部材26とで構成した。そして、流入側空間SL に整流部材20を設けた。この整流部材は、ケース本体の内壁から第1濾過部材及び第2濾過部材の境界位置Cの近くまで立ち上がり、流入側空間を第1濾過部材に面する空間と第2濾過部材に面する空間とに仕切り、第1濾過部材に面する空間の油圧の変化に応じて、前記立ち上がり状態から第2濾過部材に面する空間に向けて弾性変形しながら倒れる可動仕切り板20bを備えている。
請求項(抜粋):
内部空間を有するケース本体に、前記内部空間と連通する油流入口及び油流出口を設け、前記ケース本体内の前記油流入口及び前記油流出口の間に、目の細かい第1濾過部材と目の粗い第2濾過部材とからなるシート状の濾過部材を配設し、当該濾過部材により、前記内部空間を前記油流入口に連通する流入側空間と前記油流出口に連通する流出側空間とに仕切っているオイルストレーナにおいて、前記流入側空間に、油の温度が所定温度以上のときには前記流入側空間に流れ込んだ油の大部分を前記第1濾過部材側に向けて流す制御を行い、油の温度が低温になったとき、或いは第2の濾過部材に目詰まりが発生したときには前記流入側空間に流れ込んだ油の大部分を前記第2濾過部材側に向けて流す制御を行う整流部材を設けたことを特徴とするオイルストレーナ。
IPC (2件):
B01D 35/02 ,  F16H 57/04
FI (2件):
B01D 35/02 E ,  F16H 57/04 F
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • オイルストレーナ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-147540   出願人:エヌオーケー株式会社

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