特許
J-GLOBAL ID:200903020129931066

第二世代冷媒使用冷凍サイクルの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 秋元 輝雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-196565
公開番号(公開出願番号):特開平6-018129
出願日: 1992年06月30日
公開日(公表日): 1994年01月25日
要約:
【要約】【構成】 冷凍機油を注入した圧縮機1を加熱手段5により70〜90°C程度に加熱・保持し、下部側のチャージ口11から窒素ガスボンベ3の低水分窒素ガス(水分量20ppm以下)を吹き込み、同時に、上部側の排気口12から真空ポンプ3によって吸引排気し、内部を減圧状態に保って機内に残留している水分と洗浄溶剤などを排出し、前記真空ポンプ4による吸引排気のみを停止し、前記低水分窒素ガスの吹き込みを継続し、内圧を大気圧を越える状態に保持しながら圧縮機1を配管接続する。【効果】 加熱され、かつ機内が減圧されているため、機内に残留した水分や溶剤は容易に気化し、下から上に向かっているガス気流に乗って容易に排出される。このため、氷結して膨張弁を詰まらせることがないし、フロンや冷凍機油が加水分解して有機酸を生じることもないので、金属部を腐食することがない。
請求項(抜粋):
第二世代冷媒を使用すると共に冷凍機油として特殊エステル油を使用する冷凍サイクルの製造方法であって、冷凍機油を注入した圧縮機を加熱し、該圧縮機の下部側に設けたチャージ口から水分が20ppm以下の低水分ガスを吹き込むと同時に、上部側に設けた排気口から吸引排気し、内部を減圧状態に保ってガス置換と水分排出とを行い、前記吸引排気を終了し、前記低水分ガスの吹き込みを継続して内圧を大気圧を越える状態に保持し、該圧縮機を配管接続することを特徴とする第二世代冷媒使用冷凍サイクルの製造方法。

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