特許
J-GLOBAL ID:200903020136188999

加水分解に対して安定なポリエステル組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 生沼 徳二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-251810
公開番号(公開出願番号):特開平7-238212
出願日: 1994年10月18日
公開日(公表日): 1995年09月12日
要約:
【要約】【目的】 ポリエステル-ポリカーボネートブレンド組成物の加水分解安定性の改良。【構成】 本発明のポリエステル-ポリカーボネートはエポキシ官能性を有するポリエステル、ポリカーボネート、ならびに、ある種の失活剤、たとえば金属の酸性リン酸塩、金属の酸性ピロリン酸塩および金属のポリリン酸塩より成る群の中から選択された触媒失活剤からなっている。エポキシ官能性を有する好ましいポリエステルは、二官能性エポキシ化合物と反応させたポリエステルからなる。本発明によると、エステル交換を低減させる触媒失活剤として本発明とは異なるものを使用するポリエステル-ポリカーボネート組成物と比べて改良された加水分解安定性が得られる。また本発明によって提供される加水分解安定性は、ポリエステルおよび多官能性エポキシ化合物をポリカーボネートおよび触媒失活剤と単に混合しただけのブレンドと比べても優れている。
請求項(抜粋):
(a)エポキシ官能性を有するポリエステル、(b)ポリカーボネート、および(c)IB族金属のリン酸塩、IIB族金属のリン酸塩および式Mz x Hy Pn O3n+1[式中、Mは金属であり、xは1から12までの範囲の数であり、yは1から12までの範囲の数であり、nは1から10までの範囲の数であり、zは1から5までの範囲の数であり、ただし、xz+yはn+2に等しい]の塩より成る群の中から選択される触媒失活剤を含むポリエステル-ポリカーボネート組成物。
IPC (5件):
C08L 67/02 LPE ,  C08G 59/20 NHN ,  C08K 3/32 KJS ,  C08L 69/00 LPR ,  C08G 63/91 NLL

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