特許
J-GLOBAL ID:200903020139624315

可変バルブタイミング制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-106962
公開番号(公開出願番号):特開平6-317129
出願日: 1993年05月07日
公開日(公表日): 1994年11月15日
要約:
【要約】【目的】精度の高いバルブタイミング制御を可能とし、もって要求される運転状態を高い精度で達成し、機関特性、排気特性を最大限に改善する。【構成】可変バルブタイミング装置39は基本タイミングを基準としてステップモータの駆動により吸気バルブ9の開閉タイミングを連続的に調整する。基本タイミングを得るに際してのステップモータの目標基本ステップ数を補正する場合に、VVTECU54は、エンジン1が所定の運転状態にあるときにおいて、予め記憶された吸気負圧の差に相当する負圧差が生じたときに、そのときの進角量に基づいて、目標基本ステップ数を補正する。そのため、実際の開閉タイミングと目標とする開閉タイミングとのずれに基づいて補正が行われる場合とは異なり、補正された後の基本タイミングがより直接的に最終的な運転状態の1つたる吸気負圧に反映されたものとなる。
請求項(抜粋):
内燃機関の回転に同期して所定のタイミングで駆動され、燃焼室に通じる吸気通路を開閉する吸気バルブと、前記吸気バルブの開閉タイミングを、所定の基本タイミングを基準として進角側及び遅角側に連続的に調整可能な可変バルブタイミング機構と、前記内燃機関の運転状態を検出する運転状態検出手段と、前記運転状態検出手段の検出結果に基づき、前記可変バルブタイミング機構を駆動制御する駆動制御手段とを備えた可変バルブタイミング制御装置において、前記吸気バルブの開閉タイミングの調整に伴って変動する前記吸気通路内の吸気負圧を検出する吸気負圧検出手段と、前記可変バルブタイミング機構が所定の基本状態となり、前記吸気バルブが前記基本タイミングで開閉されたときの第1の吸気負圧と、前記開閉タイミングが前記基本タイミングから所定量だけ進角されるよう前記可変バルブタイミング機構が駆動制御されたときの第2の吸気負圧との差を予め記憶する負圧差記憶手段と、前記運転状態検出手段の検出結果に基づく前記内燃機関の運転状態が予め定められた所定状態にあるとき、前記駆動制御手段による駆動制御を一旦無効化し、前記可変バルブタイミング機構を、前記吸気通路内の吸気負圧が前記第1の吸気負圧となる所定状態に設定するとともに、その設定後前記開閉タイミングを進角させるべく駆動制御する補正時駆動制御手段と、前記運転状態検出手段の検出結果に基づく前記内燃機関の運転状態が前記所定状態にあるとき、前記吸気負圧検出手段の検出結果に基づく実測吸気負圧と、前記補正時駆動制御手段の駆動制御の開始時における実測吸気負圧との差が、前記負圧差記憶手段により記憶された差を超えたとき、そのときの前記可変バルブタイミング機構の状態に基づいて、前記基本タイミングを補正する補正手段とを備えたことを特徴とする可変バルブタイミング制御装置。
IPC (4件):
F01L 13/00 301 ,  F01L 1/34 ,  F02D 13/02 ,  F02D 45/00 364

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