特許
J-GLOBAL ID:200903020141652555

廃棄物熱分解溶融炉

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 北村 修
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-190405
公開番号(公開出願番号):特開平10-038233
出願日: 1996年07月19日
公開日(公表日): 1998年02月13日
要約:
【要約】【課題】 投入された廃棄物Wを乾燥する乾燥帯Aと、乾燥廃棄物を熱分解する熱分解帯Bと、廃棄物の熱分解残渣を燃焼溶融する燃焼溶融帯Cを順次上下方向に形成し、前記燃焼溶融帯Cに燃焼用ガスを吹き込む羽口2を設けた炉本体1を備えてなる廃棄物熱分解溶融炉に於いて、炉本体内に於ける棚吊りの発生を防止しながら、確実に廃棄物を熱分解溶融処理を可能とし、且つ、スラグ排出部4近傍に於けるスラグの凝固を防止し、安定した炉操業を可能とする。【解決手段】 乾燥帯Aの下方の炉本体1を、下方に向かって炉内断面積が減少しない形状に形成し、羽口2を、燃焼溶融帯Cのスラグ溶融部Pに向けて配置するとともに、前記燃焼溶融帯Cの上方に、前記熱分解帯Bの内部に向けて局部燃焼用ガスを吹き込む第2の羽口3を備えるようにした。
請求項(抜粋):
投入された廃棄物を乾燥する乾燥帯(A)と、前記乾燥帯(A)で乾燥された廃棄物を熱分解する熱分解帯(B)と、前記熱分解帯(B)で熱分解された廃棄物を燃焼溶融する燃焼溶融帯(C)を順次上下方向に形成し、炉壁(1a)の周囲に亘って前記燃焼溶融帯(C)に燃焼用ガスを吹き込む複数の羽口(2)を配置してある炉本体(1)を備えてなる廃棄物熱分解溶融炉であって、前記乾燥帯(A)の下方の前記炉壁(1a)を、裾拡がり又は鉛直に形成するとともに、前記燃焼溶融帯(C)の上方の位置に、第2の羽口(3)を備えて、前記燃焼溶融帯(C)より上部の廃棄物の熱分解・乾燥の効果を発揮させるために、局部燃焼用ガスを吹き込み可能に構成してある廃棄物熱分解溶融炉。
IPC (3件):
F23G 5/00 115 ,  F23G 5/00 ZAB ,  F23G 5/44 ZAB
FI (3件):
F23G 5/00 115 ,  F23G 5/00 ZAB Z ,  F23G 5/44 ZAB F

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