特許
J-GLOBAL ID:200903020160705031

高周波スイッチ回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 熊谷 雄太郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-137260
公開番号(公開出願番号):特開平10-335902
出願日: 1997年05月27日
公開日(公表日): 1998年12月18日
要約:
【要約】【課題】 セクタアンテナ用の1ポート-多ポート接続のスイッチの消費電力を低減する。【解決手段】 PORT0とPORT1のダイオードX11は直流遮断用のコンデンサを間に介して、電気長に換算して4分の1波長の奇数倍離れて配置されており、さらに4分の1波長離れてPINダイオードX12が配置される。各PINダイオードX11、X12はカソードを高周波的にだけ接地状態として、直流的には浮遊状態になるようにそれぞれコンデンサC11、C12を介してグラウンドに接続されている。さらにダイオードにバイアスをかけるために、4分の1波長線路またはチョークコイルL11等とバイパスコンデンサC15によって構成されるバイアス回路が接続されている。他のPORT2、PORT3も同様の構成となっている。
請求項(抜粋):
1対多接続のPINダイオードを用いたスイッチにおいて、共通ポートから信号ラインに直列に配置された第1のコンデンサと、前記信号ラインに並列に配置された第1のPINダイオードと、該第1のPINダイオードに対し4分の1波長程度離れた位置に前記信号ラインに並列に配置された第2のPINダイオードとを有し、前記第1および第2のPINダイオードの接地する側の端子をコンデンサで高周波的には接地状態で、直流的には浮遊状態として配線された第1の端子と、前記PINダイオードが接続されている前記信号ラインに4分の1波長の線路またはチョークコイル等の手段によって形成されるバイアス回路を介した第2の端子を有する複数のスイッチ回路であって、該複数のスイッチのうち“ON”状態とするスイッチの前記第1の端子と第2の端子をともに接地し、他の“OFF”状態とするスイッチの各PINダイオードを直流的に直列接続するようにある任意のスイッチの前記第1の端子と該任意のスイッチに隣接するスイッチの前記第2の端子を互いに接続し、アノード側に接続される端点にPINダイオードが“ON”するようにダイオードの数に応じた正電圧を加え、カソード側端点を接地することを特徴とした高周波スイッチ回路。
IPC (2件):
H01P 1/15 ,  H03K 17/76
FI (2件):
H01P 1/15 ,  H03K 17/76 A

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