特許
J-GLOBAL ID:200903020168264166
硝酸イオンによつて汚染された水溶液の浄化方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
川口 義雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-038847
公開番号(公開出願番号):特開平5-057289
出願日: 1992年01月08日
公開日(公表日): 1993年03月09日
要約:
【要約】【構成】 本発明は硝酸イオンで汚染された水溶液の精製方法に関する。この方法は、少なくとも1種のアルミニウム元素の供給剤と少なくとも1種のカルシウム元素の供給剤とを処理すべき溶液に添加することにより水和ニトロアルミン酸カルシウムの複塩もしくは混合塩、例えば特に水和モノニトロアルミン酸カルシウムを析出させることからなり、この際アルミニウム元素対硝酸塩の全体としてのモル比、Al/NO3が1より大であり、かつ、カルシウム対硝酸塩の全体としてのモル比、Ca/NO3が2より大であること、並びに、析出反応を撹拌しながら、塩基性pH下、好ましくは10.5以上で行うことを特徴とする。【効果】 本発明の方法は、特に、例えば都市廃水及び工場廃水のような汚染水の処理並びに液状下肥の処理に有用である。
請求項(抜粋):
硝酸イオンで汚染された水溶液の浄化方法であって、被処理溶液に、アルミニウム成分を供給する少なくとも一種の試薬と、カルシウム成分を供給する少なくとも一種の試薬を加えることによって、水和された複又は混合のニトロアルミン酸カルシウム、例えば特に、水和されたモノニトロアルミン酸カルシウムを沈殿させ、アルミニウム成分の硝酸塩に対する全モル比(Al/NO3)が1以上でありかつカルシウムの硝酸塩に対する全モル比(Ca/NO3)が2以上であることを特徴とし、更に、該沈殿反応を塩基性pHにて撹拌しながら行なうことを特徴とする、前記方法。
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