特許
J-GLOBAL ID:200903020175027846

薄肉容器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡田 数彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-141464
公開番号(公開出願番号):特開2000-326967
出願日: 1999年05月21日
公開日(公表日): 2000年11月28日
要約:
【要約】【課題】 優れた排液性と減容性を備え且つピンホールを確実に防止でき、しかも、一層簡単な工程で製造し得る新規な薄肉容器を提供する。【解決手段】 薄肉容器(1)は、パリソンの押出ブロー成形により一体成形された薄肉容器であり、所定の弾性率の高剛性樹脂と低剛性樹脂から構成される。胴部(2)は、低剛性樹脂と高剛性樹脂の複層構造または低剛性樹脂の単層構造を備え、口頚部(3)は、胴部(2)と同様の複層構造または高剛性樹脂の単層構造を備え、かつ、口頚部(3)の剛性は、胴部(2)の剛性よりも高く設定される。しかも、パリソンの胴部(2)に相当する部分を押し出す際、高剛性樹脂の厚肉部を設けた断面形状で押出すことにより、胴部(2)には、高剛性樹脂の補強帯(21)が設けられる。
請求項(抜粋):
胴部およびキャップ装着用の口頚部を備え且つ押出ブロー成形により一体成形された薄肉容器であって、弾性率が1500〜18000kg/cm2の高剛性樹脂と弾性率が1000kg/cm2以下の低剛性樹脂とから構成され、前記胴部は、低剛性樹脂の内側層と高剛性樹脂の外側層を含む複層構造または低剛性樹脂の単層構造を備え、前記口頚部は、前記胴部と同様の複層構造または高剛性樹脂の単層構造を備え、かつ、前記口頚部の剛性は、前記胴部の剛性よりも高く設定され、しかも、前記胴部に相当する部分を押し出す際、高剛性樹脂の厚肉部を設けた環状の断面形状で押出すことにより、前記胴部には、その軸線に沿って高剛性樹脂の補強帯が設けられていることを特徴とする薄肉容器。
Fターム (5件):
3E061AA15 ,  3E061AB09 ,  3E061AB12 ,  3E061DA02 ,  3E061DA06
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 多層ブロー容器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-141038   出願人:出光石油化学株式会社, ライオン株式会社
  • 再充填可能な合成樹脂製容器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-207544   出願人:日精エー・エス・ビー機械株式会社
  • 特開平2-128826
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