特許

J-GLOBAL ID：200903020175690430

靭性と溶接性に優れた高張力鋼の製造方法

発明者： 渡部 義之 ,  寺田 好男
出願人/特許権者： 新日本製鐵株式会社
代理人 (1件)： 田中 久喬 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2001-089252
公開番号（公開出願番号）：特開2002-285238
出願日： 2001年03月27日
公開日（公表日）： 2002年10月03日
要約：

【要約】【課題】 靭性と溶接性に優れた高張力鋼の製造方法を提供する。【解決手段】 質量%で、C:0.005〜0.045%、Si:0.6%以下、Mn:0.6〜2.0%、P:0.02%以下、S:0.01%以下、Nb:0.01〜0.1%、Ti:0.005〜0.035%、Al:0.06%以下、N:0.006%以下、かつ、Cu:0.05〜2.0%、Ni:0.05〜1.0%の範囲でCu添加量の1/2以上、Cr:0.05〜1.0%、Mo:0.05〜1.0%の範囲内で1種または2種以上を、Ceq:0.28〜0.45%、PCM:0.12〜0.2%となるように含有し、残部が鉄および不可避的不純物からなる鋼片または鋳片を1000〜1300°Cの温度範囲に再加熱後、1000°C以下での累積圧下量を30%以上として720°C以上の温度で圧延を終了し、その後700°C以上の温度から300°C以下の温度まで加速冷却する。また、必要に応じ、特定量のV、Ta、Ca、REM、Mgを含有する。

請求項（抜粋）：

鋼成分が質量%で、C:0.005〜0.045%以下、Si:0.6%以下、Mn:0.6〜2.0%、P:0.02%以下、S:0.01%以下、Nb:0.01〜0.1%、Ti:0.005〜0.035%、Al:0.06%以下、N:0.006%以下、を含有し、かつ、Cu:0.05〜2.0%、Ni:0.05〜1.0%の範囲でCu添加量の1/2以上、Cr:0.05〜1.0%、Mo:0.05〜1.0%の範囲内で1種または2種以上を、Ceq=C+Si/24+Mn/6+Ni/40+Cr/5+Mo/4+V/14、PCM=C+Si/30+Mn/20+Cu/20+Ni/60+Cr/20+Mo/15+V/10+5B、と定義する炭素当量Ceqおよび溶接割れ感受性組成PCMがそれぞれ0.28〜0.45%、0.12〜0.2%となるように含有し、残部が鉄および不可避的不純物からなる鋼片または鋳片を1000〜1300°Cの温度範囲に再加熱後、1000°C以下での累積圧下量を30%以上として720°C以上の温度で圧延を終了し、その後700°C以上の温度から300°C以下の温度まで加速冷却することを特徴とする靭性と溶接性に優れた高張力鋼の製造方法。

IPC (3件)：

C21D 8/02 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/58

FI (3件)：

C21D 8/02 B ,  C22C 38/00 301 B ,  C22C 38/58

Fターム (28件)：

4K032AA01 ,  4K032AA04 ,  4K032AA08 ,  4K032AA11 ,  4K032AA14 ,  4K032AA15 ,  4K032AA16 ,  4K032AA19 ,  4K032AA21 ,  4K032AA22 ,  4K032AA23 ,  4K032AA27 ,  4K032AA29 ,  4K032AA31 ,  4K032AA33 ,  4K032AA35 ,  4K032AA36 ,  4K032AA40 ,  4K032BA01 ,  4K032CA02 ,  4K032CA03 ,  4K032CB01 ,  4K032CB02 ,  4K032CC02 ,  4K032CC03 ,  4K032CC04 ,  4K032CD02 ,  4K032CD03