特許
J-GLOBAL ID:200903020180768650

情報記録媒体用ガラス基板の化学強化処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-362805
公開番号(公開出願番号):特開2003-165748
出願日: 2001年11月28日
公開日(公表日): 2003年06月10日
要約:
【要約】【課題】 耐食性を向上できるとともに、ガラス素板の表面に対する金属酸化物の微粒子の付着を減少でき、情報記録媒体用のガラス基板として使用した際の不具合を低減できる情報記録媒体用ガラス基板の化学強化処理装置を提供する。【解決手段】 情報記録媒体用ガラス基板の化学強化処理装置は、ステンレス鋼から形成され、化学強化塩を加熱溶融した溶融液14を貯留するための強化炉11と、ガラス素板を保持するための保持部材とから構成されている。保持部材は、ガラス素板を保持するホルダーとホルダーを収容して強化炉11内の溶融液14に浸漬されるケージ26とから構成されている。強化炉11及び保持部材の溶融液14が接触する接液部には、ニッケル-リン系合金からなる被膜層13が無電解めっきによって形成されている。そして、化学強化処理装置を形成するステンレス鋼は、被膜層13によって溶融液14と接触しないようになっている。
請求項(抜粋):
ガラス素板に含まれる一価の金属イオンよりイオン半径の大きな一価の金属イオンからなる化学強化塩を加熱溶融した溶融液を貯留するための強化炉と、ガラス素板を保持して強化炉内の溶融液に浸漬される保持部材とから構成される情報記録媒体用ガラス基板の化学強化処理装置であって、前記強化炉又は保持部材のうち少なくとも溶融液が接触する接液部には、ニッケル-リン系合金からなる被膜層が設けられていることを特徴とする情報記録媒体用ガラス基板の化学強化処理装置。
IPC (4件):
C03C 21/00 101 ,  G11B 5/73 ,  G11B 5/84 ,  G11B 7/26
FI (4件):
C03C 21/00 101 ,  G11B 5/73 ,  G11B 5/84 Z ,  G11B 7/26
Fターム (16件):
4G059AA08 ,  4G059AB19 ,  4G059AC16 ,  4G059HB03 ,  4G059HB12 ,  4G059HB14 ,  5D006CB04 ,  5D006DA03 ,  5D112AA02 ,  5D112AA24 ,  5D112BA03 ,  5D112BA09 ,  5D121AA02 ,  5D121DD13 ,  5D121GG12 ,  5D121GG30

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