特許
J-GLOBAL ID:200903020181256954

多段式ターボ装置および制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 本庄 富雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-321313
公開番号(公開出願番号):特開平8-151929
出願日: 1994年11月29日
公開日(公表日): 1996年06月11日
要約:
【要約】【目的】 エンジンに2個のターボチャージャを装備した多段式ターボ装置において、発進加速時に小ターボから大ターボに切り換える際、ブースト圧の大幅低下を防止してスモーク発生を防止すること。【構成】 車両を発進加速する際、小ターボ10から大ターボ16に切り換えるに先立って、大ターボ16を予め加速しておく構成とした。タービン16Tへの入口側排気管8-5と、タービン10Tの出口側排気管8-4と、タービン16Tの出口側排気管8との間に、三方弁26を設け、ブースト圧が第1の設定値になった時に、弁体26-1を点線位置とする。小ターボの排気は大ターボに供給され、大ターボは予備加速される。ブースト圧が第2の設定値になった時、電磁バルブ22を閉じ電磁バルブ23を開いて、ウェストゲート弁9を強制的に開放する。バイパスされた排気も大ターボに供給され、予備加速が促進される。
請求項(抜粋):
エンジンの低速回転領域で作動させられ、ウェストゲート弁が付設された第1のターボチャージャと、エンジンの中高速回転領域で作動させられる第2のターボチャージャと、車両のエアタンクのエア圧を利用して前記ウェストゲート弁を任意の時に開くことが出来るウェストゲート弁強制開放手段と、第1の接続口が第1のターボチャージャの出口側に接続され、第2の接続口が第2のターボチャージャのタービンの入口側に接続され、第3の接続口が該タービンの出口側に接続され、第1のターボチャージャからの排気の流れを前記入口側または出口側に制御し得る弁体を有する三方弁と、を具えたことを特徴とする多段式ターボ装置。
IPC (3件):
F02B 37/00 ,  F02B 37/18 ,  F02B 37/12 302
FI (2件):
F02B 37/00 301 E ,  F02B 37/12 301 K
引用特許:
審査官引用 (1件)

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