特許
J-GLOBAL ID:200903020182838612

シートスライド装置のロック復帰用コイルスプリングの組付構造および同組付方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三好 秀和 (外8名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-253233
公開番号(公開出願番号):特開平10-095254
出願日: 1996年09月25日
公開日(公表日): 1998年04月14日
要約:
【要約】【課題】 ロック位置復帰用のコイルスプリングの組付け作業性を向上させる。【解決手段】 車体フロアに固定したロアレールに対し、シート下面に固定したアッパレールがスライド移動可能に構成されたシートスライド装置において、アパレールに固定されたアッパブラケット41の軸受部45に、操作ロッド39が回動可能に支持されている。操作ロッド39の軸受部45相互間にはロック爪が固定されてロアレールに設けたロック孔に係合可能である。コイルスプリング53を操作ロッド39に差込み、支持腕53bの延長部53eをアッパブラケット41の仮支持面51aに仮支持させた状態で、後端の係合部53cを所定量ねじって操作ロッド39後端の溝57に係合させる。この状態で、コイルスプリング53をさらに押込んで係止部53dをアッパブラケット41の係止スリット55に入込ませて、コイルスプリング53の抜止めを行う。
請求項(抜粋):
車体フロア側に取付けられたロアレールに対し、シートの下部に取付けられたアッパレールがスライド可能に設けられたスライド機構と、このスライド機構に設けられて前記シートを所定位置に位置決めするロック機構とを有し、このロック機構は、前記アッパレールのスライド方向に延長されてアッパレールに対して軸心を中心に回動可能に支持された操作ロッドと、この操作ロッド側に設けられて前記ロアレール側に係合可能なロック片と、前記操作ロッドの一端部付近に装着され、一端側の係合部が操作ロッドの前記一端部に形成された溝に係合するとともに、他端側の支持腕が前記アッパレール側に支持されて前記ロック片をロック方向に付勢するコイルスプリングとを備えたシートスライド装置のロック復帰用コイルスプリングの組付構造において、前記アッパレール側に、前記コイルスプリングの操作ロッドに対する正規の組付位置より操作ロッドの前記一端部側にて、前記コイルスプリングの支持腕を、組付け時にコイルスプリングの前記一端側を所定量ねじってトルクを付与する際に仮支持する仮支持面と、前記コイルスプリングの正規の組付位置にて、前記支持腕が係止されてコイルスプリングの操作ロッドからの抜止めを行う抜止部とをそれぞれ設けたことを特徴とするシートスライド装置のロック復帰用コイルスプリングの組付構造。
引用特許:
出願人引用 (1件)

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