特許
J-GLOBAL ID:200903020196182833
亜鉛系メッキ鋼板の製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
潮谷 奈津夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-183757
公開番号(公開出願番号):特開平10-025597
出願日: 1996年07月12日
公開日(公表日): 1998年01月27日
要約:
【要約】【課題】 亜鉛系メッキ鋼板の表面に、プレス金型との摺動抵抗が小さく、融点が高く、かつ良好な接着性および化成処理性を示す電解処理皮膜を形成する。【解決手段】 硫酸Ni、硫酸第1Fe及び硫酸Znを含有する水溶液中でZn系メッキ鋼板を陰極にして電解することにより上記Zn系メッキ鋼板のメッキ層の表面に皮膜を形成する方法において下記条件を満たすこと。Ni2+、Fe2+およびZn2+イオンの合計濃度が0.1 〜2.0mol/l、pHが1.0 〜3.0 、メッキ液中のNi2+、Fe2+およびZn2+イオンの濃度の和:M(mol/l) と、メッキ液の平均流速:U(m/s) と、電流密度:IK (A/dm2) との間の関係が、IK /(U1/2 M)=50〜150 を満たす条件で電解を行なう。かくしてFe-Ni-Zn-O系皮膜を形成する。望ましくは、亜鉛系メッキ鋼板のメッキ層が、Fe:7〜15wt.%の合金化溶融亜鉛メッキ層、電気亜鉛メッキ層または溶融亜鉛メッキ層のいずれかであること。
請求項(抜粋):
硫酸ニッケル、硫酸第1鉄および硫酸亜鉛を含有するメッキ液中で亜鉛系メッキ鋼板を陰極にして電解することにより前記亜鉛系メッキ鋼板のメッキ層の表面に皮膜を形成することからなる亜鉛系メッキ鋼板の製造方法において、Ni2+、Fe2+およびZn2+イオンの合計濃度が0.1mol/l 以上2.0mol/l 以下の範囲内にあって、且つ、pHが1.0以上3.0以下の範囲内にあり、しかも、前記メッキ液中の前記Ni2+、Fe2+およびZn2+イオン濃度の和:M(mol/l) と、前記メッキ液の平均流速:U(m/s) と、前記電解における電流密度:IK (A/dm2) との間の関係が下記(1) 式: IK /(U1/2 M)=50〜150 ----------------------(1)を満たす条件で前記電解を行なうことによりFe-Ni-Zn-O系皮膜を形成することを特徴とする亜鉛系メッキ鋼板の製造方法。
IPC (3件):
C25D 3/56
, C23C 2/00
, C25D 5/26
FI (3件):
C25D 3/56 D
, C23C 2/00
, C25D 5/26
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