特許
J-GLOBAL ID:200903020198972050

ゼロプリンテイング方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 牧野 逸郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-273262
公開番号(公開出願番号):特開平6-123978
出願日: 1992年10月12日
公開日(公表日): 1994年05月06日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】活性放射線の照射によつて導電性を制御し得る導電性有機重合体を利用したゼロプリンテイング方式を提供する。【構成】(1) (a) 一般式(式中、m及びnはそれぞれ繰返し単位中のキノンジイミン構造単位及びフェニレンジアミン構造単位のモル分率を示し、0<m<1、0<n<1、m+n=1である。)で表わされるキノンジイミン構造単位及びフェニレンジアミン構造単位を繰返し単位とした重合体、及び(b) 活性放射線の照射によつてプロトン酸を生成するブロツク化潜在性プロトン酸化合物を含む混合物の層からなる電子写真感光体に、活性放射線を照射し、電子写真感光体を像状に露光して、露光領域の導電性を増大させ、(2) コロナ放電によつて、電子写真感光体を帯電させ、(3) 未露光領域と反対電荷に帯電した静電トナーによつて静電潜像を現像して、トナー像を形成し、(4) 基材表面にトナー像を転写する、ことからなる。
請求項(抜粋):
(1) (a) 一般式【化1】(式中、m及びnはそれぞれ繰返し単位中のキノンジイミン構造単位及びフェニレンジアミン構造単位のモル分率を示し、0<m<1、0<n<1、m+n=1である。)で表わされるキノンジイミン構造単位及びフェニレンジアミン構造単位を主たる繰返し単位として有し、有機溶剤に可溶性である有機重合体、及び(b) 常温においてはプロトン酸を生成せず、活性放射線の照射によつてプロトン酸を生成するブロツク化潜在性プロトン酸化合物を含む混合物の層からなる電子写真感光体に、パターンマスクを介して、活性放射線を照射して、上記電子写真感光体を像状に露光し、これによつて、上記電子写真感光体の露光領域の導電性を増大させ、(2) 未露光領域に静電潜像を形成させるために、コロナ放電によつて、上記電子写真感光体を帯電させ、(3) 上記未露光領域と反対電荷に帯電した静電トナーによつて上記静電潜像を現像して、トナー像を形成し、(4) 基材表面に上記トナー像を転写する、ことからなることを特徴とするゼロプリンテイング方式。

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