特許
J-GLOBAL ID:200903020211235752

自動変速制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 平田 義則 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-053559
公開番号(公開出願番号):特開平7-257235
出願日: 1994年03月24日
公開日(公表日): 1995年10月09日
要約:
【要約】【目的】 変速時間を短時間で大きく変更可能であるとともに微調整も容易な自動変速制御装置を提供すること。【構成】 流体アクチュエータdの作動を制御して摩擦締結要素aへの流体圧を調整する流体圧制御手段fと、トルク変更アクチュエータhの作動を制御して変速時のトルクダウン量を調整可能なトルク制御手段jと、変速時間検出手段kが検出する実変速時間と基準値設定手段mが変速の種類ごとに設定する基準値とを比較する比較手段nと、実変速時間と基準値とに差があれば、所定の大補正条件が成立した時を除き、変速時の流体圧を実変速時間が基準値に近付く側に変更する補正信号を流体圧制御手段fに出力し、一方、大補正条件成立時には、変速時のトルクダウン量を変速時間が基準値に近付く側に変更する補正信号をトルク制御手段jに出力する補正手段pとを設けた。
請求項(抜粋):
流体圧で作動する複数の摩擦締結要素の締結・解放により変速段が決定される自動変速機と、前記摩擦締結要素への流体圧の給排を切り換える切換アクチュエータならびに前記流体圧を調整する流体圧アクチュエータと、前記切換アクチュエータの作動を制御して変速段の切り換えを制御する変速制御手段と、前記流体アクチュエータの作動を制御して前記流体圧を調整する流体圧制御手段と、前記自動変速機へのトルク伝達を行う原動機の出力トルクを変更するトルク変更アクチュエータと、このトルク変更アクチュエータの作動を制御して変速時のトルクダウン量を調整可能なトルク制御手段と、前記変速制御手段が変速を指令する信号を出力してから実際の変速が終了するまでの時間である実変速時間を検出する変速時間検出手段と、前記自動変速機の変速の種類ごとに変速時間の基準値を設定する基準値設定手段と、前記実変速時間と基準値とを比較する比較手段と、前記実変速時間と基準値とに差があれば、所定の大補正条件が成立した時を除き、変速時の流体圧を実変速時間が基準値に近付く側に変更する補正信号を流体圧制御手段に出力し、一方、前記大補正条件成立時には、変速時のトルクダウン量を変速時間が基準値に近付く側に変更する補正信号をトルク制御手段に出力する補正手段と、を備えていることを特徴とする自動変速制御装置。
IPC (2件):
B60K 41/06 ,  F16H 61/08
引用特許:
審査官引用 (2件)

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