特許
J-GLOBAL ID:200903020213934828

ワイヤーハーネス組立用の電線支持具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 亀井 弘勝 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-159533
公開番号(公開出願番号):特開平9-017252
出願日: 1995年06月26日
公開日(公表日): 1997年01月17日
要約:
【要約】【構成】この電線支持具(BR)は、電線(E) の布線作業時に各電線(E) を受け止めるためのものである。略半円弧状の第1湾曲部材(21)および第2湾曲部材(22)により、電線(E) を取り囲む略円形状の囲繞空間(40)を形成するようにした。各湾曲部材(21)(22)は、左右対称に配置し、両者(21)(22)が開いたときには、支柱の真上に開口部ができるようにした。各湾曲部材(21)(22)には、レバー(231)(232)を延設し、常時、両湾曲部材(21)(22)の他端部(21b)(22b)同士が当接するようにした。レバー(231)(232)には、ばね(24)を連結し、可動湾曲部材(22)が開いたときに、当該開きを抑制する方向にレバー(231)(232)を引っ張るようにした。【効果】電線受け部からの電線の脱落を防止できる。各電線からなる電線束を、略円形に束ねることができ、布線時の布線経路差を少なくできる。電線束に強固にテープ巻きを施して電線束を所定の形状に固定化でき、成形プロテクタを使用する必要がない。受け止めた電線束を真上に取り出すことができ、布線板上で3方向に布線した場合でも容易にとりだせる。
請求項(抜粋):
布線板に沿って布線される電線束を受け止めて支持する電線受け部と、この電線受け部を上部に支持すると共に、下部が布線板に取り付けられる支柱とを有するワイヤーハーネス組立用の電線支持具において、上記電線受け部は、支柱の上部に左右対称な状態でそれぞれ回動可能に連結され、回動することによって、互いの先端同士が支柱の真上で当接して上記電線束を取り囲む略円形の囲繞空間が形成される閉じ姿勢と、回動することによって、上記先端同士が互いに離れて上記囲繞空間を開放する電線取出開口部が支柱の真上に形成される開放姿勢との間で変位する一対の略半円弧状の湾曲部材と、少なくとも一方の湾曲部材が閉じ姿勢となったときに、当該湾曲部材がさらに閉じ姿勢側へ回動変位するのを規制する回動規制手段とを有していることを特徴とするワイヤーハーネス組立用の電線支持具。
IPC (2件):
H01B 13/00 513 ,  H05K 13/06
FI (2件):
H01B 13/00 513 D ,  H05K 13/06 C

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