特許
J-GLOBAL ID:200903020216246922

液状燃料の遮断弁

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-247052
公開番号(公開出願番号):特開平8-086257
出願日: 1994年09月14日
公開日(公表日): 1996年04月02日
要約:
【要約】【目的】 車両の燃料タンクの上部空間と、燃料タンク内で発生した燃料蒸気を捕捉するキャニスタとを連通する燃料蒸気通路を通って液状燃料がキャニスタに流入するのを防止する液状燃料の遮断弁の弁体と弁座が車両の振動で摩耗するのを軽減又は防止すること。【構成】 弁体と浮子体との当接部に振動吸収部材を介在させる。
請求項(抜粋):
車両の異常傾斜又は旋回時、車両の燃料タンクの上部空間と、該燃料タンク内で発生した燃料蒸気を捕捉するキャニスタとを連通する燃料蒸気通路を通って、燃料タンク内の液状燃料が、キャニスタに流入するのを防止する液状燃料の遮断弁であって、燃料蒸気の流入口(2)と流出口(3)とが開口する弁筐体(1)内に、該弁筐体(1)内への液状燃料の流入によって浮上する浮子体(4)と、該浮子体(4)に押し上げられて前記流出口(3)を閉じる弁体(5)とが配置され、前記弁体(5)が前記浮子体(4)に対して、該浮子体(4)の浮上、下降方向に相対運動が可能で、弁筐体(1)内への液状燃料の流入によって一旦燃料蒸気の流出口(3)が弁体(5)によって閉じられた後、液状燃料が弁筐体(1)から燃料タンク内に流出して浮子体(4)が下降するとき、浮子体(4)が弁体(5)の外周縁の片側一個所のみと係合し、てこ作用によって浮子体(4)の重量が開弁力として有効に作用する液状燃料の遮断弁において、前記浮子体(4)と弁体(5)との当接部に弾力性のある振動吸収部材(8)を介在させて、前記弁体(5)と該弁体(5)に対応する弁座との摩耗を防止したことを特徴とする液状燃料の遮断弁。
IPC (4件):
F02M 37/00 311 ,  F02M 37/00 301 ,  B60K 15/077 ,  F16K 24/04
引用特許:
審査官引用 (1件)

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