特許
J-GLOBAL ID:200903020222832124

燃料噴射装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 服部 雅紀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-333657
公開番号(公開出願番号):特開平9-170511
出願日: 1995年12月21日
公開日(公表日): 1997年06月30日
要約:
【要約】【課題】 最大噴射率期間を短縮することなしに、初期噴射率を抑制するようにした内燃機関用燃料噴射装置を提供することにある。【解決手段】 電磁弁により制御室81の圧力が高圧から低圧に変更されるとき、油圧室88から低圧側へ燃料が流出し、油圧室88と制御室81との差圧が発生し、オリフィス部材82、83が図2に示すように上昇し、制御室81と低圧側の油圧室88とを連通するバルブ流路部87の通路面積が小になるため、制御室81の圧力降下を緩和する。これにより、初期噴射率を抑制する。やがて、バルブ流路部87の通路面積が大になると、制御室81の圧力は瞬時に低下し、ノズルニードルのリフトが最大になる。電磁弁により制御室の圧力が低圧から高圧に変更されるとき、油圧室88から制御室81へ高圧燃料が流入し、制御室81の速やかな圧力上昇により噴射切れをシャープにカットする。このため、燃料噴射時の噴射率を階段状にすることができる。
請求項(抜粋):
往復動可能な弁部材と、この弁部材を収容する収容孔、この収容孔と外部とを連通する噴孔、および前記弁部材を摺動可能に案内する摺動部、前記弁部材が当接することにより弁閉状態にする弁座を有する弁本体と、高圧燃料を蓄える高圧室と、内部圧力が増大すると前記弁部材を前記弁座に当接する方向に押す制御室と、前記高圧室と前記制御室とを連通または前記制御室を低圧側に連通に切換え可能な電磁弁と、前記制御室と前記油圧室とを連通するオリフィス通路の通路面積を可変にするオリフィス可変手段とを備えたことを特徴とする燃料噴射装置。
IPC (3件):
F02M 45/00 ,  F02M 47/00 ,  F02M 61/10
FI (6件):
F02M 45/00 C ,  F02M 45/00 E ,  F02M 47/00 P ,  F02M 47/00 F ,  F02M 61/10 P ,  F02M 61/10 F
引用特許:
審査官引用 (2件)

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