特許
J-GLOBAL ID:200903020225413050

二重管コイルド・チュービング製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井上 春季 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-023546
公開番号(公開出願番号):特開平7-214143
出願日: 1994年01月27日
公開日(公表日): 1995年08月15日
要約:
【要約】【目的】 本発明の目的は、石油或いは天然ガスの油井で使用されるコイルド・チュービング用の二重管を製造する方法を提供することにある。【構成】 内管用素材のCr-Ni合金鋼板の両エッジをC型形状に加工し、外管用素材の炭素鋼鋼板の両エッジをC型形状に加工し、次に、重ねられた両素材を同時に連続的にロールフォーミングによって円形断面になるように加工し、次に、内管用素材を連続的に溶接し、次に、外管用素材を連続的に溶接し、次に、プラグを本二重管の内面に通し、本二重管をコイルに巻き付け二重管コイルド・チュービングを製造する。【効果】 本発明による二重管により、苛酷な油井環境下で石油或いは天然ガスを低コストで高効率に回収できる。
請求項(抜粋):
1mm以上3mm以下の肉厚を有するCr-Ni合金鋼管を内管とし、内管よりも厚肉の炭素鋼管を外管とした二重管のコイルド・チュービングを製造する方法において、最初に、Cr-Ni合金鋼板のコイルから巻戻された鋼板の両エッジをロールフォーミングにより曲げることによりC型形状に加工し、同様に炭素鋼鋼板の両エッジを曲げRがCr-Ni合金鋼板の曲げRより大きくなるようC型形状に加工し、次に、両鋼板のエッジとも上に向くようにCr-Ni合金鋼板を炭素鋼鋼板の上に重ね、次に、重ねられた二枚の鋼板を同時に連続的にロールフォーミングによって最終的に両鋼板ともエッジが上で接触するような形状に加工し、次に、内管のCr-Ni合金鋼を連続的にレーザー溶接で溶接し、次に、外管の炭素鋼を連続的に電気抵抗溶接及びレーザーとの複合溶接で溶接し、次に、成形された本二重管の内径よりも大きい外径を有するプラグを本二重管の内面に通すことによって全周において外管と内管とを接触させ、最後に、本二重管をコイルに巻き付けることを特徴とする二重管コイルド・チュービング製造方法。
IPC (6件):
B21C 37/06 ,  B23K 11/06 301 ,  B23K 26/00 310 ,  B23K 26/00 ,  E21B 17/00 ,  F16L 9/18

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