特許
J-GLOBAL ID:200903020230239394

原子炉の炉心隔離冷却系

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 生沼 徳二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-233197
公開番号(公開出願番号):特開平5-203781
出願日: 1992年09月01日
公開日(公表日): 1993年08月10日
要約:
【要約】【目的】 廃熱をサプレッションプールおよび格納容器内に排出しないようにする、受動冷却系を含む炉心隔離冷却系を提供する。【構成】 炉心隔離冷却系は、原子炉圧力容器12、ドライウェル容器20、格納容器24、隔離凝縮器30を含む隔離プール28、圧力容器の蒸気管路に対して機能的に連結されたタービン40、および圧力容器の給水管路に対して機能的に連結されかつタービンによって駆動されるポンプ48を含む。圧力容器からの蒸気がタービンを駆動し、タービンがポンプを駆動することにより、プール内の補給水が給水管路を通して圧力容器内に供給されて、水位が炉心よりも上方に維持される。タービンから排出された蒸気は隔離凝縮器に送られて冷却される。熱は隔離プール内に排出され、そこから格納容器の外部の大気中に逃がされる。
請求項(抜粋):
(a) 内部に炉心を収容しかつ給水管路および蒸気管路と連通状態で連結された原子炉圧力容器、(b) 前記圧力容器から外方に離隔して配置されたドライウェル容器、(c) 前記ドライウェル容器から外方に離隔して配置された格納容器、(d) 隔離プール水中に沈められかつ流入管路および流出管路を有する隔離凝縮器を含むと共に、前記格納容器の外部の大気に通じる通気孔を有する隔離プール、(e) 前記圧力容器からの蒸気を受入れるため前記蒸気管路に連通した状態で配置されていて、前記蒸気を前記隔離凝縮器に送って前記隔離プール内で冷却しかつそれによって生じた復水を前記隔離凝縮器の前記流出管路に排出するため前記隔離凝縮器の前記流入管路に連通した状態で設置された流出管路および回転可能な出力軸を有するタービン、並びに(f) 前記タービンの前記出力軸に対して機能的に連結されていて、補給水を含むプールに連通した状態で設置された流入管路および前記補給水を前記圧力容器内に供給するため前記給水管路に連通した状態で設置された流出管路を有するポンプの諸要素をそなえていることを特徴とする原子炉の炉心隔離冷却系。
IPC (2件):
G21C 15/18 GDB ,  G21C 15/18

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