特許
J-GLOBAL ID:200903020231564574

柔軟性に優れた伸縮性不織布及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 奥村 茂樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-335972
公開番号(公開出願番号):特開2000-160464
出願日: 1998年11月26日
公開日(公表日): 2000年06月13日
要約:
【要約】【課題】 柔軟性及び嵩高性に優れた伸縮性不織布を提供する。また、面ファスナー用雄材との接合性に優れた面ファスナー用雌材を提供する。【解決手段】 この伸縮性不織布は、多数の熱可塑性長繊維が集積されてなる。長繊維相互間は、一定の間隔を置いて配置された多数の熱融着区域において、長繊維自体の軟化又は溶融による自己融着によって固定されている。この伸縮性不織布は、所定の破断伸度及び所定の伸長回復率を持つものであり、伸縮性に優れている。更に、この伸縮性不織布には、ニードルパンチの作用によって、長繊維の一部が切断し或いは熱融着区域の一部が破壊され或いは長繊維の一部が表面にループ状となって突出している。これによって、伸縮性不織布に柔軟性及び嵩高性が与えられる。また、このような伸縮性不織布は、そのままで、或いは補強層と積層して、面ファスナー用雌材として、好適に用いられる。
請求項(抜粋):
多数の熱可塑性長繊維が集積されてなり、該長繊維相互間は、一定の間隔を置いて配置された多数の熱融着区域において、該長繊維自体の軟化又は溶融による自己融着によって固定されてなり、且つ、下記式(1)〜(4)を同時に満足すると共に、ニードルパンチによって、該長繊維の一部が切断し或いは該熱融着区域の一部が破壊され或いは該長繊維の一部が表面にループ状となって突出していることを特徴とする柔軟性に優れた伸縮性不織布。記EC≧140% ・・・(1)EC/EM≧3 ・・・(2)EEC(50)≧60 ・・・(3)EEC(100)≧40 ・・・(4)(但し、ECは不織布の幅方向の破断伸度であり、EMは不織布の縦方向の破断伸度であり、EEC(50)は不織布を幅方向に50%伸長した時の伸長回復率であり、EEC(100)は不織布を幅方向に100%伸長した時の伸長回復率である。)
IPC (3件):
D04H 3/14 ,  A44B 18/00 ,  D04H 18/00
FI (3件):
D04H 3/14 A ,  A44B 18/00 ,  D04H 18/00
Fターム (14件):
3B100DA02 ,  4L047AA14 ,  4L047AA21 ,  4L047AA27 ,  4L047AB03 ,  4L047AB09 ,  4L047AB10 ,  4L047BA03 ,  4L047BA08 ,  4L047BB09 ,  4L047CC03 ,  4L047CC04 ,  4L047CC05 ,  4L047CC16

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