特許

J-GLOBAL ID：200903020232204440

内燃機関の制御装置

発明者： 小幡 武昭 ,  鈴木 敬介 ,  高橋 伸孝
出願人/特許権者： 日産自動車株式会社
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平10-085624
公開番号（公開出願番号）：特開平11-280520
出願日： 1998年03月31日
公開日（公表日）： 1999年10月12日
要約：

【要約】【課題】 燃焼や運転性の悪化を伴わずに、高応答トルク制御と燃焼切り換えを実行することが可能な内燃機関の制御装置を提供すること。【解決手段】 燃料噴射時期を変化させて成層燃焼方式と均質燃焼方式との切り換えを行ない、かつ吸入空気の応答性よりも速い高応答なトルク制御を行なう内燃機関の制御装置において、所定時間毎に燃焼方式の切り換えを判断する燃焼方式切り換え手段101と、均質燃焼を行なうための燃料噴射を実行したことを検出する均質燃焼噴射実行検出手段102から当量比補正量と点火時期補正量とを算出する高応答トルク制御操作量算出手段103と、燃焼方式切り換え手段101と当量比補正量とから簡易的に燃料噴射量を算出する燃料噴射量算出手段104とを設けた。

請求項（抜粋）：

燃料噴射時期を変化させて成層燃焼方式と均質燃焼方式との切り換えを行ない、かつ、吸入空気の応答性よりも速い高応答なトルク制御を行なう内燃機関の制御装置において、所定時間毎に燃焼方式の切り換えを判断する燃焼方式切り換え判断手段と、均質燃焼を行なうための燃料噴射を実行したことを検出する均質燃焼噴射実行検出手段と、機関の回転速度に同期した所定の周期毎に、前記高応答トルク制御の操作量として当量比補正量を出力し、また、前記均質燃焼噴射実行検出手段の出力に基づいて均質燃焼を行なうための燃料噴射が実行された場合には、前記高応答トルク制御の操作量として点火時期補正量も同時に出力する、高応答トルク制御操作量算出手段と、所定時間毎に燃料噴射量を算出し、前記燃焼方式切り換え判断手段において成層燃焼を実行すると判断された場合には、前記高応答トルク制御の当量比補正量に基づいて成層燃焼を行なうための燃料噴射量を算出し、また、前記燃焼方式切り換え判断手段において均質燃焼と判断された以降に成層燃焼を行なう気筒の燃料噴射量を、前回演算した成層燃焼を行なうための燃料噴射量に対して、前記高応答トルク制御の当量比補正量の前回値と最新値との比を乗算して簡易的に算出する燃料噴射量算出手段と、からなることを特徴とする内燃機関の制御装置。

IPC (5件)：

F02D 41/04 330 ,  F02D 41/02 325 ,  F02D 43/00 301 ,  F02D 43/00 ,  F02P 5/15

FI (5件)：

F02D 41/04 330 C ,  F02D 41/02 325 F ,  F02D 43/00 301 E ,  F02D 43/00 301 B ,  F02P 5/15 B

引用特許：

審査官引用 (1件)

• 筒内噴射式内燃機関の点火時期制御装置
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平8-227235   出願人：三菱自動車工業株式会社