特許
J-GLOBAL ID:200903020232535802

遠心多翼ファンの成形金型および遠心多翼ファンの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (8件): 三好 秀和 ,  三好 保男 ,  岩▲崎▼ 幸邦 ,  栗原 彰 ,  川又 澄雄 ,  伊藤 正和 ,  高橋 俊一 ,  高松 俊雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-101875
公開番号(公開出願番号):特開2004-306388
出願日: 2003年04月04日
公開日(公表日): 2004年11月04日
要約:
【課題】型精度を維持することができると共に、型組みが容易で耐久性の高い、遠心多翼ファンの成形金型を提供する。【解決手段】下金型110と、上金型120と、回転抜き型130と、内側金型140とからなり、回転抜き型130は円筒状の回転抜き型本体131と、多数(翼板102と同数)の抜き型片132とからなる。抜き型片132は、下金型110と上金型120とで形成される翼板102のうち、上金型120の翼板内側形成溝121を横切るスリット形成溝122を移動可能に設けられており、樹脂成形が終わった後、抜き型片132を回転方向に抜くことでスリットを形成する。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
回転体形状をなす底板(101)の一方の表面側の周縁部に、前記底板(101)の回転軸と平行をなすように、多数の翼板(102)が円周方向に沿って間隔を隔てて立設され、前記翼板(102)同士の間に空気流路が介在されると共に、前記翼板(102)における前記底板(102)径方向内側部分に、前記回転軸と平行をなす方向に沿ってスリット(105A、105B)が形成された遠心多翼ファン(100)の成形金型であって、 容器形状をなし、内底部に形成された、前記底板(101)下面を形成するための底板下面形成部(112)と、内周面に形成された、前記翼板(102)における前記径方向外側の半部を形成するための翼板外側形成溝(114)を有する下型周壁部とを備える下金型(110)と、 前記下金型(110)の内側に嵌合される中空の筒体であって、外周面に形成された、前記下金型(110)に形成された前記翼板外側形成溝(114)と対応するように、前記翼板(102)の径方向内側の半部を形成するための翼板内側形成溝(121)と、内周面から斜め外側へ向けて前記翼板内側形成溝(121)を横切るように形成されたスリット形成溝(122)とを備える上金型(120)と、 前記上金型(120)内に嵌合される筒体形状をなし、外周面に、前記スリット(105A、105B)における前記回転軸方向の長さと同じ長さの幅で、且つ前記スリット(105A、105B)の幅寸法と同じ寸法の厚さを有する差し込み端部(135A、135B)を備えた抜き型片(132)が、前記スリット(105A、105B)と同数だけ支持された回転抜き型(130)と、 前記回転抜き型(130)内に嵌合され、且つ下面で前記遠心多翼ファン(100)の前記底板(101)の上面を形成するための内側金型(140)と、を備えてなることを特徴とする遠心多翼ファン(100)の成形金型。
IPC (2件):
B29C45/26 ,  F04D29/28
FI (2件):
B29C45/26 ,  F04D29/28 R
Fターム (14件):
3H033AA02 ,  3H033AA18 ,  3H033BB02 ,  3H033BB06 ,  3H033CC02 ,  3H033DD00 ,  3H033DD02 ,  3H033DD25 ,  3H033EE00 ,  4F202AH04 ,  4F202CA11 ,  4F202CB01 ,  4F202CK42 ,  4F202CK67

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