特許
J-GLOBAL ID:200903020232895299

発熱体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大川 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-066069
公開番号(公開出願番号):特開平7-282959
出願日: 1994年04月04日
公開日(公表日): 1995年10月27日
要約:
【要約】【目的】抵抗値及び抵抗温度係数の設定が容易な発熱体を提供する。【構成】導電性粒部113は電気抵抗体としての導電経路を構成する。絶縁性大粒部114は電気絶縁性であり、導電性粒部113に対するその相対的な増加は上記導電経路の抵抗値を増加させる。また、絶縁性大粒部114は導電性粒部113よりも大粒径で線膨張率が小さいので、導電経路の抵抗値のうちの接触抵抗値は発熱とともに減少する。このため、導電性粒部113に対するその相対的な増加は抵抗温度係数を負方向にシフトさせる。絶縁性大粒部114より小粒径の絶縁性小粒部115が導電性粒部間すなわち導電経路に分散される。このようにすれば、導電性粒部113に対する絶縁性小粒部115の相対的な増加により電気経路の電気抵抗値を大幅に変化させることができる。
請求項(抜粋):
大粒径の電気絶縁性セラミック粒体からなる絶縁性大粒部と、前記絶縁性大粒部よりも粒径が小さくかつ線膨張率が大きい導電性粒体からなるとともに前記絶縁性大粒部の間に介在して導電経路を構成する導電性粒部と、前記絶縁性大粒部よりも小粒径の電気絶縁性セラミック粒体からなるとともに前記導電経路の間に介在して前記導電経路の電気抵抗を増大させる絶縁性小粒部とを含む焼結体からなることを特徴とする発熱体。
IPC (2件):
H05B 3/14 ,  F23Q 7/00

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