特許
J-GLOBAL ID:200903020236533278

挿通時に移動する挿通部材と安全部材とトリガー式安全部材用突起とを備えた安全挿通具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-513931
公開番号(公開出願番号):特表平10-508511
出願日: 1995年10月20日
公開日(公表日): 1998年08月25日
要約:
【要約】解剖学上空洞壁(W)に門口を形成する安全挿通具(20)であって、遠位端を有する挿通部材(38)と、遠位端を有し、挿通部材(38)の遠位端を保護する突出位置と挿通部材(38)の遠位端を露現させる後退位置との間を移動自在な遠位側に付勢された安全部材(26)と、安全部材(26)を突出位置へ移動させる一方、安全部材(26)の後退位置への近位側移動を許容する伸長機構(48)と、安全部材(26)を後退位置へ手動にて移動させるハンドル(24)と、空洞壁への挿通時に後退位置に安全部材(26)をロックするロック(64)とからなる安全挿通具。このロック(64)は、挿通部材(38)又は安全部材(26)の後退位置への移動に応動してトリガー(82)により解放される。
請求項(抜粋):
解剖学上空洞壁に門口を形成する安全挿通具であって、 解剖学上空洞に導入するカニューレ遠位端と、その外側に臨むカニューレ近位端とを有するカニューレと、 該カニューレに内装され、解剖学上空洞壁に挿通される挿通部材遠位端を有し、前記カニューレに対して突出静止位置と後退位置との間を移動自在な挿通部材と、 前記カニューレに内装されて安全部材遠位端を有し、該安全部材遠位端が前記挿通部材遠位端から遠位側に突出する突出位置と前記安全部材遠位端が挿通部材遠位端の近位側に臨んで前記挿通部材遠位端を露現させる後退位置との間を移動自在な安全部材と、 前記安全部材遠位端が前記挿通部材遠位端から遠位側に突出する突出位置へと前記安全部材を移動させるとともに、前記安全部材遠位端が前記挿通部材遠位端の近位側に臨んで前記挿通部材遠位端を露現させる後退位置へと前記安全部材をして近位側に移動させる安全部材伸長手段と、 前記安全部材を安全部材の突出位置から安全部材の後退位置へと手動にて移動させる手段と、 前記安全部材を安全部材の後退位置へロックして前記安全部材が安全部材の後退位置から遠位側へ移動するのを阻止する一方、解剖学上空洞壁への挿通時に前記安全部材の近位側への移動を許容する安全部材ロック手段と、 安全部材の後退位置にある前記安全部材を遠位側に付勢して前記安全部材が解剖学上空洞壁への挿通時に安全部材の後退位置から近位側に移動させる一方、解剖学上空洞に侵入すると安全部材の後退位置へと遠位側に移動させる安全部材付勢手段と、 前記挿通部材を挿通部材の静止位置へと遠位側に付勢する一方、前記挿通部材の近位側への移動を許容する挿通部材付勢手段と、 安全挿通具の解剖学上空洞への侵入に応じて前記安全部材ロック手段を解放することにより、前記安全部材が安全部材の突出位置へと前記安全部材伸長手段により移動させられるようにする解放手段とからなることを特徴とする安全挿通具。

前のページに戻る