特許
J-GLOBAL ID:200903020243025199

楕円曲線変換装置、利用装置及び利用システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 司朗 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-056592
公開番号(公開出願番号):特開平11-316542
出願日: 1999年03月04日
公開日(公表日): 1999年11月16日
要約:
【要約】【課題】 本発明は、暗号に適した安全な楕円曲線として任意に選択された楕円曲線を、この楕円曲線と等価な安全性を有し、計算量を削減できる楕円曲線に変換する楕円曲線変換装置を提供することを目的とする。【解決手段】 受信した楕円曲線Eのパラメータa、bと元Gとを用いて、変換係数取得部220は、t^4×a (mod p)が32ビット以下になるように、有限体GF(p)上の元である変換係数tを取得し、変換楕円曲線算出部230は、有限体GF(p)上に構成される楕円曲線Et:y’^2 = x’^3 +a’×x’+b’のパラメータa’、b’を算出し、楕円曲線Et上の元Gtを算出し、パラメータ送出部240は、前記算出されたパラメータa’、b’と、元Gt(xt0,yt0)とを外部へ送出する。
請求項(抜粋):
1つの楕円曲線Eを変換して他の1つの楕円曲線Etを生成する楕円曲線変換装置であって、外部から、素数pと、楕円曲線Eのパラメータa及びパラメータbと、ベースポンイトとしての元Gとを受信する手段であって、楕円曲線Eは、有限体GF(p)上で定義され、y^2=x^3+ax+bで表され、元Gは、楕円曲線E上に存在し、G=(x0,y0)で表される受信手段と、有限体GF(p)上に存在する変換係数tを取得する手段であって、変換係数tは、t≠0であり、かつ、t^4×a (mod p)は、素数pと比較して桁数が小さい、という条件を満たす変換係数取得手段と、前記取得された変換係数tを用いて、次式により、楕円曲線Etのパラメータa’及びb’と、新たなベースポイント元Gtとを算出する手段であって、a’=a×t^4、b’=b×t^6、xt0=t^2×x0、yt0=t^3×y0、楕円曲線Etは、有限体GF(p)上で定義され、y’^2 = x’^3 +a’×x’+b’で表され、xt0、yt0は、それぞれ元Gtのx座標値、y座標値である楕円曲線算出手段と、前記算出されたパラメータa’及びb’と、元Gtとを外部へ出力する出力手段とを備えることを特徴とする楕円曲線変換装置。
IPC (5件):
G09C 1/00 620 ,  G09C 1/00 ,  G09C 1/00 640 ,  G09C 1/00 650 ,  H04L 9/32
FI (5件):
G09C 1/00 620 Z ,  G09C 1/00 620 A ,  G09C 1/00 640 B ,  G09C 1/00 650 Z ,  H04L 9/00 675 B

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