特許
J-GLOBAL ID:200903020260413682

連続圧延機における板厚・張力制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-255806
公開番号(公開出願番号):特開平7-108308
出願日: 1993年10月13日
公開日(公表日): 1995年04月25日
要約:
【要約】【目的】 応答性及び精度の高いスタンド間張力制御及び板厚制御を実現する。【構成】 上流側スタンド2と下流側スタンド4間にある板厚計14による板厚検出値と板厚目標値とを比較して板厚偏差を求め、これを基に、下流側スタンド出側におけるマスフローを維持するための該上流側スタンドのミル速度変更量を演算して、該ミル速度変更量をミル速度制御装置10へ補正信号として加え、該スタンドのミル速度を変更するとともに、この上流側スタンドでのミル速度変更によるスタンド間張力の変動に対して、該スタンド間張力を所定の値に維持すべく、このスタンド間の張力計18により検出したスタンド間張力と張力目標値とから、下流側スタンドの圧下位置修正量を例えばPID演算により演算し、その結果に基づいて圧下位置制御装置12により下流側スタンド4の圧下位置を修正する。
請求項(抜粋):
複数のスタンドを具え、各スタンドに圧下位置制御装置及びミル速度制御装置を設けた連続圧延機のスタンド間の複数に板厚計及び張力計を設置しておき、隣接する上流側スタンドと下流側スタンドとの間にある板厚計による板厚検出値を、該下流側スタンド入側の板厚目標値と比較して下流側スタンド入側における板厚偏差を求め、該板厚偏差を基に、下流側スタンド出側における所定のマスフローを維持するための該上流側スタンドのミル速度変更量を演算して、該ミル速度変更量を上流側スタンドのミル速度制御装置へ補正信号として加え、該スタンドのミル速度を変更するとともに、この上流側スタンドでのミル速度変更による上流側スタンドと下流側スタンドとの間のスタンド間張力の変動に対して、該スタンド間張力を所定の値に維持すべく、このスタンド間の張力計により検出したスタンド間張力と張力目標値とから、下流側スタンドの圧下位置修正量を演算し、その結果に基づいて圧下位置制御装置により下流側スタンドの圧下位置を修正することを特徴とする連続圧延機における板厚・張力制御方法。
IPC (3件):
B21B 37/18 ,  B21B 37/18 BBM ,  B21B 37/18 BBP
FI (3件):
B21B 37/12 111 B ,  B21B 37/12 BBM ,  B21B 37/12 BBP

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