特許
J-GLOBAL ID:200903020261370570

光パルス列の発生方法及び光パルス発生装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大垣 孝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-005203
公開番号(公開出願番号):特開平7-211968
出願日: 1994年01月21日
公開日(公表日): 1995年08月11日
要約:
【要約】【目的】 光の発生及び増幅を行なう利得領域と、光パルスの短縮に寄与し受動モード同期を起こさせる可飽和吸収領域とを具える系により光パルス列を発生する際に、可飽和吸収領域及び利得領域の総長さ(共振器長)を短くすることなく高い周波数の光パルス列を得る方法を提供する。【構成】 電極31aを接地或は電源33bを通して逆バイアス電圧を印加することにより可飽和吸収領域11を可飽和吸収体として働かせる。また、利得領域13を高電流注入状態にして非飽和利得を大きくし高次の受動モード同期を達成させる。高次の受動モード同期で生じる複数次数の高周波の光パルス列のうちの所望の光パルス列を、複数の反射ピーク波長を有しこれらピークの反射率が同等または近似した反射率である波長フィルタ17で安定化する。
請求項(抜粋):
光の発生及び増幅を行なう利得領域と、光パルスの短縮に寄与し受動モード同期を起こさせる可飽和吸収領域とを具える系により光パルス列を発生するに当たり、利得領域の非飽和利得と可飽和吸収領域の非飽和吸収の絶対値とを、利得領域及び可飽和吸収領域を具える系において高次の受動モード同期を生じさせ得るように設定し、該設定による高次の受動モード同期によって生じる複数次数の光パルス列の周波数を、複数の反射ピーク波長を有しこれらピークの反射率が同等または近似した反射率である波長フィルタによって安定化して、所望の光パルス列を発生させることを特徴とする光パルス列の発生方法。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平4-002190
  • 特開昭59-092588

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