特許
J-GLOBAL ID:200903020265109329
エアバッグ装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
樺澤 襄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-006987
公開番号(公開出願番号):特開平5-193431
出願日: 1992年01月18日
公開日(公表日): 1993年08月03日
要約:
【要約】【構成】 ステアリングホイール本体に保持部材21を固定する。この保持部材21に、ガス発生器、エアバッグを固定する。エアバッグを覆うカバー体24を、保持部材21に上方に進出可能に嵌合する。取付壁部41に、上下に長く、かつ、上端部44a がカバー体24の破断部51に対して離間するように傾斜した長孔44を形成する。この長孔44を挿通するリベットRを、保持部材21の固定壁部33に固定する。破断部51は、カバー体24のコア層24a を分割して形成する。この分割部53の一方の分割面に突条を形成し、他方の分割面に凹条を形成して、互いに係合する。エアバッグ膨脹の際には、カバー体24の上方への移動にともない、リベットRがカバー体24を前後に引伸ばし、分割部53が離間して係合を解除する。【効果】 破断部51の変形を抑止し、外観性を良好にできる。カバー体24の展開も容易にできる。
請求項(抜粋):
ガスの流入により膨張し常時には折り畳まれた状態で収納されたエアバッグと、エアバッグ装置の被取付部材に固定され、かつ、固定壁部が設けられた保持部材と、前記エアバッグの乗員側を覆い、かつ、前記エアバッグの膨脹時に破断する破断部が設けられた上面部、および、この上面部の被取付部材側に設けられ、かつ、前記固定壁部に取付けられる取付壁部を設けたカバー体とを備えたエアバッグ装置であって、前記破断部は、前記カバー体の少なくとも一部を分割して分割部を形成するとともに、この分割部の互いに対向する分割面の少なくとも一方から、前記カバー体の上面部の面方向に沿って突出した突部を設け、他方の分割面に設けた凹部と係合してなり、前記取付部材の固定壁部および前記カバー体の取付壁部の少なくとも一方に、前記カバー体の上面部に対してほぼ垂直方向を長手方向とし、かつ、乗員側が破断部に対して離間するように傾斜した長孔を設け、この長孔内を移動可能に挿通する連結手段により、前記カバー体を前記保持部材に対して乗員側に進出可能に連結したことを特徴とするエアバッグ装置。
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