特許
J-GLOBAL ID:200903020274677593

干渉波除去装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 後藤 洋介 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-271411
公開番号(公開出願番号):特開平5-110481
出願日: 1991年10月18日
公開日(公表日): 1993年04月30日
要約:
【要約】【目的】異なった地点に設置された複数のアンテナからの受信信号を処理するダイバシティ受信方式における干渉波除去装置を目的とする。【構成】アンテナ101,102からの入力信号は、それぞれAGC増幅器103,104によりフェージングによる変動を除去され、乗算器105,106に入力され、相関器107,108にて求めたタップ係数を乗算される。これらの乗算器の出力は、同相合成器109,逆相合成器110にて、同相合成,逆相合成が行なわれる。増幅器111,112の出力を相関器113に入力し、相関値を求める。この相関値とAGC増幅器112における自動利得制御電圧値とがアンテナ制御器114に入力され、アンテナを制御する。【効果】受信地を機械的に、または電気的に移動させることにより、一方のルートの干渉波に対する希望波の位相と他方のルートの干渉波に対する希望波の位相との関係を常に逆相とすることができ、希望波を消失することなく干渉波を除去できる。
請求項(抜粋):
第一のアンテナからの信号を増幅する第一の自動利得制御増幅器と、前記第一の自動利得制御増幅器の出力信号の振幅・位相を可変する第一の乗算器と、第二のアンテナからの信号を増幅する第二の自動利得制御増幅器と、前記第二の自動利得制御増幅器の出力信号の振幅・位相を可変する第二の乗算器と、前記第一および第二の乗算器の出力を同相合成する同相合成器と、前記同相合成器の出力を一定レベルに増幅する第三の自動利得制御増幅器と、前記第三の自動利得制御増幅器の出力と前記第一の自動利得制御増幅器の出力との相関値を求め、前記第一の乗算器へ出力する第一の相関器と、前記第一および第二の乗算器の出力を逆相合成する逆相合成器と、前記逆相合成器の出力を一定レベルに増幅する第四の自動利得制御増幅器と、前記第四の自動利得制御増幅器の出力と前記第二の自動利得制御増幅器の出力との相関値を求め、前記第二の乗算器へ出力する第二の相関器と、前記第三および第四の自動利得制御増幅器における自動利得制御電圧の一方により前記アンテナの位置を制御するアンテナ制御器とを有することを特徴とする干渉波除去装置。
IPC (3件):
H04B 7/02 ,  H04B 1/10 ,  H04B 7/08

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