特許
J-GLOBAL ID:200903020275363690

絶縁板に対する端子金具の液密植設構造とその植設方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 旦 武尚 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-033873
公開番号(公開出願番号):特開2000-232034
出願日: 1999年02月12日
公開日(公表日): 2000年08月22日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】密閉形コンデンサ等の導電端子を絶縁体に液密的に植設し、絶縁板に対する端子金具の液密植接構造とその方法を提供する。【解決手段】プラスチック成形した硬質絶縁板1に透設した孔2に連接した溝3を絶縁板1の一面に削設し、孔2には延展性金属で作った突部4付きの端子金具5を挿通するとともに、絶縁板1の他面側から突出した端子金具5にゴムリング6を挿通配置し、絶縁板1の各面からそれぞれ突出した端子金具5のカシメ用突出部7の周縁部分7Aをそれぞれこれら各周縁部分の平面輪郭よりも一回り小さい縦穴8を有する押しダイ9の穴縁でそれぞれ絶縁板方向に押し削りコキ広げて二つの鍔部10と成し、各鍔部10のうちの絶縁板1の一面側の鍔部10は、絶縁板面に圧接してその溝3に入り込んだ突部11を形成し、他方の鍔部10でゴムリング6を絶縁板1の他面にきつく圧接し液密保持して端子金具5を絶縁板1にカシメ止めする。
請求項(抜粋):
絶縁板の孔に端子金具を挿通し、絶縁板から突出した端子部分を絶縁板にカシメ止めすることで前記端子金具を絶縁板に植設したものにおいて、プラスチック成形した硬質絶縁板1に孔2を透設してこの孔に連接した溝3を前記絶縁板1の一面に削設し、前記孔2には延展性金属で作った端子金具5を挿通するとともに、絶縁板1の他面側から突出した端子金具5にゴムリング6を挿通配置し、前記絶縁板1の各面からそれぞれ突出した端子金具5のカシメ用突出部7の周縁部分7Aをそれぞれこれら各周縁部分の平面輪郭よりも一回り小さい縦穴8を有する押しダイ9の穴縁でそれぞれ前記絶縁板方向に押し削りコキ広げて二つの鍔部10と成し、これら各鍔部10のうちの絶縁板1の前記一面側の鍔部10は、絶縁板面に圧接してその溝3に入り込んだ突部11を形成し、かつ、他方の鍔部10で前記ゴムリング6を絶縁板1の前記他面にきつく圧接し液密保持して前記端子金具5を絶縁板1にカシメ止め植設した絶縁板に対する端子金具の液密植設構造。
IPC (3件):
H01G 4/236 ,  H01G 9/008 ,  H01G 9/10
FI (3件):
H01G 1/153 ,  H01G 9/04 352 ,  H01G 9/10 C

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