特許
J-GLOBAL ID:200903020275650915

セルラー電話の自動位置登録方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田澤 博昭 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-206217
公開番号(公開出願番号):特開平5-030023
出願日: 1991年07月24日
公開日(公表日): 1993年02月05日
要約:
【要約】【目的】 無線ゾーン周縁域などの弱電界のエリアにおける位置登録の失敗を少なくして無駄な電力消費を省くとともに、良好な電界のエリアに移動した後は、速やかに自動位置登録のアクセスを行うことができるセルラー電話の自動位置登録方法を得る。【構成】 位置登録信号に対するACK信号が得られなかった場合には次回位置登録カウント値の更新を行わずに待ち受け状態に戻り、現在の受信電界値が、前回の受信電界値または基準受信電界値、あるいはそのいずれか一方より大きい場合に基地局に対する自動位置登録のアクセスを行う。
請求項(抜粋):
複数の基地局と、前記各基地局がそれぞれカバーしている無線ゾーンにて形成されるサービスエリア内を移動するセルラー電話とを備えたセルラー電話システムにて、前記基地局より待ち受け状態にある前記セルラー電話に対してシステムのマスタークロックカウント値を送信し、前記セルラー電話は前記マスタークロックカウント値と、それぞれが持っている次回位置登録カウント値とを比較して、当該比較結果に基づいて、前記基地局に自局の電話番号を含む位置登録信号を送信して自動位置登録を行い、その後前記次回位置登録カウント値を更新することによって、所定の時間間隔をおいて次回の前記位置登録のアクセスを行うセルラー電話の自動位置登録方法において、前記セルラー電話による前記位置登録信号の送信に対して前記基地局からの肯定応答信号が得られなかった場合、前記セルラー電話は、前記次回位置登録カウント値の更新を行わずに待ち受け状態に戻るとともに、前記基地局からの現在の受信電界値と前回の受信電界値とを比較し、現在の受信電界値が前回の受信電界値より大きければ、前記基地局に対する前記自動位置登録のアクセスを行うことを特徴とするセルラー電話の自動位置登録方法。

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