特許
J-GLOBAL ID:200903020282599704

高剛性型トルク変換器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 真田 修治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-032393
公開番号(公開出願番号):特開平6-229853
出願日: 1993年01月29日
公開日(公表日): 1994年08月19日
要約:
【要約】【目的】 所要の応答性が得られる高い捩り剛性を維持しながらより高い感度と精度をもって回転体のトルクを検出し得るトルク変換器を提供する。【構成】 可撓性を有する起歪体50は、略中空円筒状を呈し、その中間部には大径の薄肉円筒部54を有し、その外周面の軸対称位置に回転軸Oに対し平行な摺割加工を施して平面状起歪部55aが設けてある。動力伝達系の一部をなす駆動側および従動側の各連結部材3および7にダイアフラム部材4〜6を介して駆動側フランジ1および従動側フランジ2を連結する。このトルク変換器に動力が伝達されると従動側に連結される負荷に応じたトルクが作用して薄肉円筒部54の平面状起歪部55aに大きな剪断ひずみが生じる。この剪断ひずみは平面状起歪部55aに接着されたひずみゲージ56a,56bによって検出され、その検出出力は非接触式信号伝送装置を介してコネクタ19から取出される。
請求項(抜粋):
駆動側カップリングと従動側カップリングとの間に円筒状の起歪体を結合すると共にこの起歪体の周面にひずみゲージを添着し、このひずみゲージを用いて起歪体に生じるトルクに対応したひずみ量を電気量に変換してトルクを検出するトルク変換器において、前記円筒状の起歪体の回転軸方向の所定の狭小な領域に、外径を可能な限り太く設定した薄肉円筒部を形成すると共に、その薄肉円筒部の肉厚を伝達力に対して必要な剛性を保ち得る範囲内で可能な限り薄く設定し、この薄肉円筒部を起歪部としてそこにひずみゲージを添着して、ひずみ検出出力を低下させずに前記起歪体の捩り剛性を高めるように構成したことを特徴とする高剛性型トルク変換器。
IPC (2件):
G01L 3/10 ,  G08C 19/00
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特公昭56-039407
  • 特開平2-087034

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