特許
J-GLOBAL ID:200903020290558782

車体のフロントサイドメンバ構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三好 千明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-093723
公開番号(公開出願番号):特開平5-262262
出願日: 1992年03月19日
公開日(公表日): 1993年10月12日
要約:
【要約】【目的】 部品点数や組付工数の増加を伴うことなく、ノッチ部の存在に起因する局部的な剛性の低下や衝撃エネルギー吸収特性の低下を解消する。【構成】 側面3の上縁部には、相互に逆向きの面を成す上面4と上部水平フランジ12とが成形されていることから、この逆向きの上面4と上部水平フランジ12とをプレス技術により曲げ加工して成形する為には、両者の境目にノッチ部8を成形することが不可欠となり、よって前記上縁部には不可避的にノッチ部8が成形されている。また、側面3とサイドパネル16には、既設部材であるリンク支持用ブラケット18のブラケットピース19,20が固着されている。したがって、前記側面3とサイドパネル16とは、両ブラケットピース19,20の幅に対応する領域Wにおいて、該両ブラケットピース19,20により補強され、前記ノッチ部8は領域W内にて側面3の上縁部に設けられている。
請求項(抜粋):
底面部と側面部及び上面部とが設けられた断面略コ字状部分と、底面部と側面部とが設けられた断面略L字状部分と、が長手方向に一体連続的に形成され、該断面略L字状部分に設けられた側面部の上端には、前記上面部とは反対方向に屈曲されたフランジが成形され、両部分の境目には、前記フランジの屈曲基部から前記上面部の屈曲基部に亙り前記側面部の上端を切欠して成形されたノッチ部が設けられる一方、前記側面部には取付部材が固定されるフロントサイドメンバにおいて、前記ノッチ部が取付部材の領域内に位置するように、前記断面略コ字状部分と断面略L字状部分とを成形したことを特徴とする車体のフロントサイドメンバ構造。

前のページに戻る