特許
J-GLOBAL ID:200903020292467717

フユーエルポンプ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 求馬
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-304052
公開番号(公開出願番号):特開平5-113159
出願日: 1991年10月23日
公開日(公表日): 1993年05月07日
要約:
【要約】【目的】 ダンパ、逆止弁、リリーフ弁の三つの作用を一つの弁体で可能としてコンパクト化を実現する。【構成】 フューエルポンプのハウジング端壁1内に燃料吐出路F1の上流流路21と下流流路22が形成され、筒状空間23内には液密的に接して前後に摺動するボール弁4が設けられる。ボール弁4は背後をコイルバネ3により付勢されて上記上流流路21の開口に前進当接しこれを閉鎖している。フューエルポンプが作動を停止し、下流流路22に高圧の燃料圧が残っても、ボール弁4は当接閉鎖状態を維持し、逆止弁として働く。ポンプが作動を開始して燃料圧が上昇すると、ボール弁4は上流流路21の開口を開き、燃料脈動に応じて後退移動してこれを吸収し、ダンパとして機能する。燃料圧が過度に上昇すると、ボール弁4はさらに後退してリリーフ流路F2を開放する。
請求項(抜粋):
フューエルポンプのハウジング内に形成した燃料吐出路を上流流路と下流流路に分離するとともに、ハウジングに形成した筒状空間の内壁に液密的に接して前後に摺動し背後をバネ部材により付勢されて上記上流流路の開口に前進当接しこれを閉鎖する弁体を設け、かつ上記下流流路を、上記上流流路の開口に近い位置の上記筒状空間内壁に開口せしめるとともに、上流流路の開口より遠い位置の上記筒状空間内壁にリリーフ流路を開口せしめたことを特徴とするフューエルポンプ。

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