特許
J-GLOBAL ID:200903020293888635

医療装置及びその遮蔽体装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 社本 一夫 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-110837
公開番号(公開出願番号):特開平11-319090
出願日: 1999年04月19日
公開日(公表日): 1999年11月24日
要約:
【要約】【課題】 自動的に作動可能な遮蔽体装置を有する医療装置の提供。【解決手段】 遮蔽体装置14と、遮蔽体装置14に結合された注射器12とを備える医療装置10が提供される。遮蔽体装置14は、注射器ホルダ26と、該ホルダ26に摺動可能に結合された遮蔽体28とを備えている。ばね30が遮蔽体28を引込み位置から伸長位置に弾性的に付勢する。遮蔽体28を引込み位置に保つためストッパ部材48がホルダ26及び遮蔽体28に設けられている。注射器12は、ホルダ26に摺動可能に接続され且つ遮蔽体28内を伸長している。注射器12がホルダ26に対して軸方向に動くことにより、ストッパ部材48は非係合状態となり、ばね30が遮蔽体28を伸長位置まで動かすのを可能にする。遮蔽体28を伸長位置に保つため、戻り止め50、52がホルダ26に設けられている。
請求項(抜粋):
医療装置において、略円筒形の外筒と、該外筒の一端に接続された針と、囲いを画成するホルダであって、前記外筒が同囲い内を少なくとも部分的に伸長し且つ当該ホルダに対して軸方向に可動であるようになされたホルダと、前記ホルダ上に配置され且つ前記外筒と係合可能な保持部材と、前記外筒の少なくとも一部分の周りに配置され且つ前記ホルダに結合された遮蔽体であって、引込み位置と伸長位置との間を前記ホルダに対し軸方向に可動である遮蔽体と、同遮蔽体をその伸長位置に向けて付勢するばねと、前記遮蔽体上に配置された第一のストッパ部材と、前記ホルダに配置された第二のストッパ部材であって、前記遮蔽体がその引込み位置にあるとき、前記第一のストッパ部材と係合可能であり、前記ばねの力は、前記第一及び第二のストッパ部材を非係合状態にさせるのに不十分であるようになされた第二のストッパ部材と、を含み、前記外筒が前記遮蔽体に作用可能に結合されて、前記外筒が前記針の方向に向けて十分に軸方向に動くことにより、前記遮蔽体が前記第一のストッパ部材と第二のストッパ部材とを非係合状態にするのに十分な同遮蔽体の軸方向への動きを生じさせ、これにより、前記ばねが前記遮蔽体を伸長位置まで動かすことを可能にするようになされた、医療装置。
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 特開平2-001289
  • 特表平5-509017
  • 特開昭62-144666
審査官引用 (2件)
  • 特表平5-509017
  • 特開平2-001289

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