特許
J-GLOBAL ID:200903020305277777

環状オレフィン系樹脂ペレット

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 俊一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-237750
公開番号(公開出願番号):特開平10-087752
出願日: 1996年09月09日
公開日(公表日): 1998年04月07日
要約:
【要約】【解決手段】 本発明の環状オレフィン系樹脂ペレットは、テトラシクロドデセンのような特定の環状オレフィンとエチレンとのランダム共重合体、前記環状オレフィンの開環(共)重合体、この開環(共)重合体下記の水添物、これらのグラフト変性物である環状オレフィン系樹脂からなるペレットであり、このペレットを不活性ガス雰囲気で製造し、かつ該ペレットを酸素分圧が0.1atm以下の不活性ガス雰囲気下で保管したものである。【効果】 本発明によれば、溶融装置内における焼けが生じにくく、従って、本発明のペレットを用いて製造された成形体には黒点不良が生じにくい。
請求項(抜粋):
下記[I-1]、[I-2]、[I-3]および[I-4]よりなる群から選ばれる環状オレフィン系樹脂からなるペレットであって、該ペレットを不活性ガス雰囲気で製造し、かつ該ペレットを酸素分圧が0.1atm以下の不活性ガス雰囲気下で保管したペレット;[I-1] エチレンと下記式[I]または[II]で表される環状オレフィンとを共重合させて得られるエチレン環状オレフィンランダム共重合体、[I-2]下記式[I]または[II]で表される環状オレフィンの開環重合体または共重合体、[I-3]上記[I-2]開環重合体または共重合体の水素化物、および[I-4]上記[I-1]、[I-2]または[I-3]のグラフト変性物;【化1】(式[I]中、nは0または1であり、mは0または正の整数であり、qは0または1であり、R1 〜R18ならびにRa およびRb は、それぞれ独立に、水素原子、ハロゲン原子または炭化水素基であり、R15〜R18は互いに結合して単環または多環を形成していてもよく、かつ該単環または多環が二重結合を有していてもよく、またR15とR16とで、またはR17とR18とでアルキリデン基を形成していてもよい。)、【化2】(式[II]中、pおよびqは0または1以上の整数であり、mおよびnは0、1または2であり、R1 〜R19はそれぞれ独立に水素原子、ハロゲン原子、脂肪族炭化水素基、脂環族炭化水素基、芳香族炭化水素基またはアルコキシ基であり、R9 (またはR10)が結合している炭素原子と、R13またはR11が結合している炭素原子とは直接あるいは炭素数1〜3のアルキレン基を介して結合していてもよく、また、n=m=0のときR15とR12またはR15とR19とは互いに結合して単環または多環の芳香族環を形成していてもよい。)。
IPC (8件):
C08F232/00 ,  C08F 8/04 ,  C08F210/02 ,  C08F277/00 ,  C08F283/14 ,  C08G 61/08 ,  C08F210:02 ,  C08F232:00
FI (6件):
C08F232/00 ,  C08F 8/04 ,  C08F210/02 ,  C08F277/00 ,  C08F283/14 ,  C08G 61/08
引用特許:
審査官引用 (1件)

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