特許

J-GLOBAL ID：200903020313876680

電気二重層キャパシタ及び分極性電極の製造方法

発明者： 渋谷 秀樹 ,  竹田 敏和
出願人/特許権者： 株式会社シーシーアール
代理人 (1件)： 沼形 義彰 (外3名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平10-245020
公開番号（公開出願番号）：特開2000-077276
出願日： 1998年08月31日
公開日（公表日）： 2000年03月14日
要約：

【要約】【課題】 分極性電極に用いる粉末状炭素材料の粒子径構成及び材質を改良し、電極を構成する炭化物粒子のバルク抵抗及びその粒子間の接触による抵抗を低減させ、かつ、集電板との接触抵抗を低減して、内部抵抗が低く、大電流充放電が可能で、容量劣化の少ない、大きな静電容量を有する電気二重層キャパシタ及び分極性電極を提供する。【解決手段】 粉末状炭素材料、導電材料及びバインダ樹脂等からなるスラリを集電板上に塗布、乾燥し、プレスして膜状とした分極性電極2と、セパレータ1と、を積層とし、電解液を含浸させた電気二重層キャパシタにおいて、分極性電極は、最大粒子径が電極の膜厚の50%以上である活性炭粉末を有する。粒子径が電極の膜厚の50%以上100%以下の活性炭粉末を20wt%以上有する。

請求項（抜粋）：

粉末状炭素材料、導電材料及びバインダ樹脂等からなるスラリを集電板上に塗布、乾燥し、プレスして膜状とした分極性電極と、セパレータと、を積層とし、電解液を含浸させた電気二重層キャパシタにおいて、前記分極性電極は、最大粒子径が電極の膜厚の50%以上である活性炭粉末を有することを特徴とする電気二重層キャパシタ。