特許
J-GLOBAL ID:200903020315883306

可撓性複合圧電材料

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松浦 喜多男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-350016
公開番号(公開出願番号):特開平5-155621
出願日: 1991年12月09日
公開日(公表日): 1993年06月22日
要約:
【要約】【目的】 圧電特性が高く、かつノイズの少ない水中送受波器として最適な可撓性複合圧電材料を提供すること。【構成】 平均粒径を異にする三種類のPbTiO3 粉末X,Y,Zの内の一種Yをこれと略同じ平均粒径をもつPZT粉末で置換したものとして、これらを各々等量づつ混合してなる圧電セラミック混合粉末を、有機物質中に72〜78体積%の配合割合で均一に分散し、これに所定の高電圧を印加して分極処理した後、圧電定数d31が実質ゼロになるよう逆分極したものは、d31によるノイズを除去できて、S/N比を向上することができ、しかも圧電定数dhが高く、高感度であって、水中用送受波器として最適となる。
請求項(抜粋):
平均粒径を異にする三種類のPbTiO3 粉末の内の一種のPbTiO3 粉末の一部若しくは全部をこれと略同じ平均粒径をもつPZT粉末で置換したものと残り二種類のPbTiO3 粉末を各々等量づつ混合してなる圧電セラミック混合粉末を、有機物質中に72〜78体積%の配合割合で均一に分散し、これに所定の高電圧を印加して分極処理した後、圧電定数d31が実質ゼロになるよう逆分極したことを特徴とする可撓性複合圧電材料。

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