特許
J-GLOBAL ID:200903020319845859

生殖細胞系伝達能力を有する胚性幹(ES)細胞のインビトロの誘導および培養のための組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (6件): 深見 久郎 ,  森田 俊雄 ,  仲村 義平 ,  堀井 豊 ,  野田 久登 ,  酒井 將行
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-554874
公開番号(公開出願番号):特表2005-512563
出願日: 2002年12月20日
公開日(公表日): 2005年05月12日
要約:
本発明は多能性および生殖細胞系コンピテントな哺乳類胚性幹細胞の誘導、維持および生育のための新しい組成物を記載するものである。本発明の組成物は、1)白血病抑制因子(LIF)の限定された量を発現する細胞系統のコンディショニングされた培地、2)哺乳類LIFでトランスフェクトされた細胞系統に由来するコンディショニングされた培地、および、3)組み換えウサギLIFを添加した培地を含む組成物を指す。本発明は、好ましくは基質フリーの条件下、そして、添加LIFおよび/またはサイトカインまたは成長因子を用いることなく、成人ヒト幹細胞および/または成人早期プロジェニター細胞を誘導、維持および成育させるための新しい組成物を記載する。本発明の培地はこれまで多能性または生殖細胞系コンピテントな胚性幹細胞が得られなかった哺乳類のそのような細胞を対象として用いられ、その作成を意図している。本発明の培地は成人ヒト幹細胞および/または成人早期プロジェニター細胞を対象として用いられ、その作成を意図している。本発明はまた、新しいウサギLIF、および、ウサギLIFをコードするヌクレオチドおよびPichia pastoris発現系における組み換えウサギLIFの発現のための方法に関する。
請求項(抜粋):
細胞のコンディショニングされた培地を含む未分化の細胞として少なくとも10継代の間の哺乳類の多能性胚性幹細胞の誘導、維持または生育のための組成物であって、前記組成物は白血病抑制因子(LIF)0.5ng/ml未満を含有することを特徴とする、組成物。
IPC (5件):
C12N15/09 ,  A01K67/027 ,  C07K14/47 ,  C12N1/19 ,  C12N5/06
FI (5件):
C12N15/00 A ,  A01K67/027 ,  C07K14/47 ,  C12N1/19 ,  C12N5/00 E
Fターム (30件):
4B024AA01 ,  4B024BA80 ,  4B024CA02 ,  4B024DA12 ,  4B024EA04 ,  4B024GA11 ,  4B024HA08 ,  4B065AA77X ,  4B065AA90X ,  4B065AA90Y ,  4B065AB01 ,  4B065AC20 ,  4B065BA02 ,  4B065BA23 ,  4B065BB19 ,  4B065BB23 ,  4B065BB31 ,  4B065BC13 ,  4B065BC38 ,  4B065BD39 ,  4B065BD42 ,  4B065CA24 ,  4B065CA44 ,  4H045AA10 ,  4H045AA20 ,  4H045AA30 ,  4H045BA09 ,  4H045CA40 ,  4H045EA20 ,  4H045FA74
引用特許:
審査官引用 (2件)
引用文献:
審査官引用 (1件)

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