特許
J-GLOBAL ID:200903020331294418

フィルムの製造装置及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 富田 和子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-357657
公開番号(公開出願番号):特開平11-300768
出願日: 1998年12月16日
公開日(公表日): 1999年11月02日
要約:
【要約】【課題】樹脂を硬化させることにより所望の凹凸パターンを備えたフィルムを製造する製造装置であって、不完全形状の生じにくいフィルム製造装置を提供する。【解決手段】所望の形状が表面に刻まれた型ロール14と押しロール17との間に未硬化の樹脂層22を通過させ樹脂層22を前記形状に成型するフィルムの製造方法であって、樹脂層の幅を型ロール14の幅よりも狭く、厚さを型ロール14と押しロール17との間隔よりも厚く形成しておくことにより、型ロール14と押しロール17との会合部に樹脂層を構成する樹脂が滞留しながら幅方向に押し広げられる滞留部23を形成する。この滞留部において、気泡が脱気されるため、不完全形状が生じにくい。
請求項(抜粋):
樹脂を成形すべき所望の形状が表面に刻まれた型ロールと、前記樹脂を前記型ロールに押圧するために、前記型ロールに対向する位置に配置された押しロールと、前記型ロールと押しロールとを回転させる駆動機構と、前記型ロールと押しロールとの間に前記基材フィルムを供給する供給機構と、前記供給機構によって供給される前記基材フィルム上に前記樹脂の層を塗布する塗布機構とを有し、前記塗布機構は、前記樹脂を吐出する吐出口を有し、前記吐出口の大きさは、前記樹脂層の幅および厚さが、それぞれ、前記型ロールの幅よりも狭い予め定めた幅および予め定めた厚さとなる大きさに設定され、前記型ロールと前記押しロールとの間隔は、前記塗布機構の塗布した前記樹脂層の樹脂を滞留させながら幅方向に押し広げる滞留部を形成するために、前記樹脂層の厚さよりも狭く設定されていることを特徴とするフィルムの製造装置。
IPC (6件):
B29C 39/14 ,  B05D 1/28 ,  G02B 1/10 ,  G02B 5/02 ,  B29K101:10 ,  B29L 7:00
FI (4件):
B29C 39/14 ,  B05D 1/28 ,  G02B 5/02 C ,  G02B 1/10 Z
引用特許:
審査官引用 (4件)
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