特許
J-GLOBAL ID:200903020343264980

車両の駆動力制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 落合 健 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-235047
公開番号(公開出願番号):特開平10-076865
出願日: 1996年09月05日
公開日(公表日): 1998年03月24日
要約:
【要約】【課題】 駆動輪速度の見かけの変動の影響を排除しながら駆動輪速度の実際の変動を確実に検出し、駆動輪の過剰スリップを的確に防止する。【解決手段】 所定時間間隔でサンプリングした駆動輪速度をリングバッファーの2個のウインドウA,Bにそれぞれ複数個ずつ設けたバッファーに格納するとき、ウインドウAにはウインドウBよりも平均的に新しいデータが格納される(ステップS1)。ウインドウAに格納された複数のデータの加算値からウインドウBに格納された複数のデータの加算値を減算し(ステップS2,S3)、その減算値に基づいて駆動輪のスリップレベルを決定する(ステップS4)。トラクションコントロールのためのエンジン出力低減レベルを決定し(ステップS5,S6)、そのエンジン出力低減レベルを前記スリップレベルの大小に応じて増減補正する(ステップS7〜S10)。
請求項(抜粋):
駆動輪(WFL,WFR)のスリップ率を算出するスリップ率算出手段(M1)と、前記スリップ率に応じて駆動力低減レベルを決定する駆動力低減レベル決定手段(M2)と、駆動力低減レベルに応じて駆動輪(WFL,WFR)の駆動力を低減する駆動力低減手段(M3)とを備えた車両の駆動力制御装置において、時間間隔を有してサンプリングされた複数の駆動輪速度を格納する第1格納手段(M4)と、時間間隔を有してサンプリングされた複数の駆動輪速度であって、前記第1格納手段(M4)に格納された複数の駆動輪速度よりも平均的に早くサンプリングされた複数の駆動輪速度を格納する第2格納手段(M5)と、第1格納手段(M4)に格納された駆動輪速度を加算する第1加算手段(M6)と、第2格納手段(M5)に格納された駆動輪速度を加算する第2加算手段(M7)と、第1加算手段(M6)による加算値から第2加算手段に(M7)よる加算値を減算する減算手段(M8)と、減算手段(M8)による減算値に基づいて駆動輪(WFL,WFR)のスリップレベルを決定するスリップレベル決定手段(M9)と、スリップレベルに基づいて前記駆動力低減レベルを補正する駆動力低減レベル補正手段(10)と、を備えたことを特徴とする車両の駆動力制御装置。
IPC (4件):
B60K 28/16 ,  F02D 29/02 311 ,  F02D 41/04 301 ,  F02D 41/22 301
FI (4件):
B60K 28/16 ,  F02D 29/02 311 A ,  F02D 41/04 301 G ,  F02D 41/22 301 E

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